受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

大学ホーム>ニュース&イベント>【トピックス】 留学生日本語弁論大会で表彰台を独占

【トピックス】 留学生日本語弁論大会で表彰を独占

八王子市域の大学等で学ぶ留学生が日ごろ感じていることなどを日本語で発表する「八王子市域23大学等留学生日本語弁論大会」が、平成20年12月7日 八王子学園都市センターで開催され、本学から参加した、田一飛さんが優勝したほか、馬一川さんが準優勝、ショウ テイテイさんが第3位、孫暁英さんがふれあい財団理財長賞をそれぞれ受賞するなど4人全員が表彰を独占するという快挙を成し遂げました。

この弁論大会は、八王子学園都市推進会議が主催しているもので、今回は「日本人が気づかない日本」というテーマのもと、20を超えるの応募があり、書類審査を合格した15人が本大会に臨みました。
各大学から参加した15人の留学生は、全員が流暢な日本語でスピーチをしていました。スピーチの内容は、「日本人は我慢強く列に並んでいる」、「ラーメンをすする音が気になる」、「お年寄りに電車で席を譲ろうとしたら断られた」、「日本人は時間に正確だと聞いていたのに授業に遅刻してくる学生が多い」など、普段日本人が何気なく行っている行動が、異なった環境で育ってきた留学生にとっては、「新鮮」に映っているようで、ユーモアを交えながら、楽しいスピーチを披露してくれました。観客席にいた日本人は、留学生が話題にした日本人の行動について認識を新たにしたようでした。


今回は本学から出場した4人全員が表彰されるというすばらしい結果になりました。学生たちの努力の結果であると同時に、日頃の本学の留学生に対する日本語教育の成果でもあると思います。今後の留学生たちの更なる飛躍を期待しています。


《参加学生の感想》

田 一飛

八王子地域23大学留学生日本語弁論大会で優勝することができて、本当にうれしいです。スピーチを指導していただいた先生や応援してくれた友達に心から感謝したいと思います。今回のテーマは「日本人が気づかない日本」で、最初はすごく難しいと思っていたけれども、日々日本人の行動を見ていくうちに意外とたくさんのことに気づきました。私は「時間には正確な日本人なのに平気で授業に遅刻する日本の大学生」と「兄弟がいるのにもかかわらずその幸せに気づかないある友達」の二つを例にしてスピーチを行いましたが、このほかにも日本人が気づかない点がたくさんあると思います。異なる国の文化に触れることは楽しいだけでなく、自分の国についてもう一度振り返るきっかけにもなると思います。私はこれからも、常に「発見の目」でこの世界を見つめていきたいです。

丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。

 

 

馬 一川

今回の日本語弁論大会に出場させていただいたことを非常に嬉しく思います。また、準優勝という素晴らしい賞をいただいたことを大変光栄に存じます。

最初の時は原稿を覚えることでいっぱいになり、どのようにスピーチをすればいいか全然わかりませんでした。先生のご指導の下で、だんだんスピーチの感覚をつかみ、留学中に経験した喜びと苦しみを皆に分かち合ってもらうように語ることができました。

先生のおっしゃったように今回は出場者としてスピーチコンテストに出るというよりは、日本語を楽しもうという感じでやらせていただいたのが、とても良かったです。



ショウテイテイ

今回日本語弁論大会に出場させていただき、本当に光栄であると思います。最初自信がなかったので、参加するかどうか迷いました。その時先生が励ましてくださって、自分も自分自身を奮い立たせました。その後、先生の指導に基づいて、文章を直したり、発音を練習したり、スピーチの準備をしました。大会当日、練習通りにうまくできました。三位が獲得できて、本当にうれしく思います。


 

孫 暁英

今回、締切ぎりぎりの時、急いで原稿を書いたため、テーマについてよく考える余裕がなくて、思い通りに書けなかった。少し残念だと思うが、スピーチ大会の本番に出場できて、とても嬉しかった。入賞したことがまさに望外の喜びだった。練習で先生に教えてもらったことを本番でやると、皆が反応してくれ自分も言いたいことが伝わったと実感し、なんだか嬉しくなった。結果はともかく、スピーチ大会を楽しむことが一番大切だと初めて気づいた。とてもいい体験でした。また、今回のスピーチ大会で、たくさんの友達が励ましたり、応援したりしてくれて、涙が出るほど感動した。これからも、皆の期待に背かないように、一層頑張りたい。


田一飛さんと馬一川さんの出身校、北京第2外国語学院のホームページでも2人の活躍が大きく紹介されました。

http://www.bisu.edu.cn/BisuInfo/ShowArticle.asp?ArticleID=21349

2008.12.27