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第38回戴帽式が行われました

 11月16日(土)、医学部付属看護専門学校第38回戴帽式が三鷹キャンパス松田記念館にて厳かにとり行われました。
 戴帽式は、看護専門学校生2年生が看護への認識や決意を新たにする誓いの場で、今年は第38回生103名が式典に臨みました。

 校歌斉唱の後、跡見裕学長は「日本の65歳以上の高齢者の割合は、2010年現在23%で先進諸国の平均16%と比べて高く、また2050年には人口は8千万台に減少し高齢化率は40%に上るとされ、その中で100歳以上は現時点の5万人からなんと60万人を超えるようになります。そして2030年には、新たに32万人が病院等の入院施設で亡くなると言われています。このような超高齢化社会では病気の質も変わり、医療や看護も変革が必要となるでしょう。皆さんは戴帽式を終えた今日をさかいに臨床実習の場に出るわけですが、看護実習を確かな知識と技術を身につける有意義な機会として下さい」と式辞を述べました。

 この後、戴帽の儀が行われ、ナースキャップをつけてもらった戴帽生は舞台にあるナイチンゲール像から“献身の心”を表わした火を、それぞれ自分のキャンドルへ移していきました。そして、キャンドルを手にした戴帽生全員によりナイチンゲール誓詞が読み上げられました。

 続いて、古賀良彦看護専門学校長より「これからの1年半大きな目標を持って自分を磨き、身体的健康だけではなく、心の健康、社会的健康を身につけ、本日灯したキャンドルの火を忘れず、常に自分の足もとをしっかり見て、立派な個性ある看護師になって下さい」と祝辞がありました。そして来賓から村井 淳史看護専門学校杏会会長の挨拶、祝電紹介、杏林大学病院看護管理職会と同窓会からの花束贈呈に続き、現3年石井 晶子さんより励ましの言葉がありました。
 これに対して戴帽生代表の赤城 果奈さんは「患者さまの言葉一つ一つの裏側にある真の意味を理解できるように努め、指導者、教員の指導、助言を仰ぎながら日々学習に励んでまいります」と誓いのことばを述べました。
 最後に戴帽生と在校生による戴帽の歌が歌われ、式は閉会となりました。
  

2013.11.18