5月14日(水)、東京・グランドヒル市ヶ谷で開催された日本安全保障・危機管理学会の総会において、本学医学部救急医学の山口芳裕教授が「日本安全保障・危機管理学会賞」を受賞しました。
日本安全保障・危機管理学会は「安全保障および危機管理に関する理論とその応用・実践についての研究を深めつつ、有為な人材を育成しよう」と平成17年に設立されたもので、
山口教授は、昨年度同学会において「医療面からの日本の安全保障」について講演会を行ったことや同学会誌へ2本の論文を投稿した功績が評価されました。
講演や論文の中で山口教授は、「安全保障戦略では、軍備や情報活動に関する対策が盛んに論じられているが、テロや攻撃によって発生する傷病者の治療や薬剤の備蓄等の対策は十分ではない」などとして、医療の観点から国民の命を守ることの重要性を提言しています。