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本学学生が震災被災地石巻で灯籠づくりのボランティアを実施

 8月4日(月)と5日(火)の2日間にわたり、八王子キャンパス3学部の学生たちが東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市尾崎地区でボランティア活動を実施しました。
 今回のボランティアツアーは、震災犠牲者の慰霊祭用の灯籠作りを目的としたもので、保健・総合政策・外国語学部の1〜3年生、計25名が参加し、引率の総合政策学部進邦徹夫教授と被災地に向かい、現地で三浦秀之講師と合流しました。
 初日は、津波で児童74名が犠牲になった大川小学校を視察してから、灯籠用の竹を伐採しました。2日目は、引き続き竹の伐採を行うグループと灯籠作りの2グループに分かれ作業を行い、最後に石巻日日新聞社の壁新聞を視察しました。
 学生たちは15日の旧盆の慰霊祭で灯籠が点灯されることを想像しながら帰路につきました。
 現地にはこのあと関西地方等からボランティア参加者が訪れ、慰霊祭当日までに約200個の灯籠作りを行うということです。
 なお、学生たちは宿泊先として、三浦講師の実家と地元の古民家に分かれ、お世話になりました。


参加した学生の感想を紹介します。

●総合政策学部総合政策学科1年 小林菜々さん
仮設住宅で暮らす人の「仮設住宅を出たくない」という意外な意見を知りました。テレビだけでは知ることのできない震災の話をたくさん聞けたり、実際に自分の目で見て、自分の足で歩くことで、被災地の方々の本当の思いを知ることができて良かったです。また、復興のために明るい表情で作業をする現地の方々からは何か前向きになれる力を貰ったように思います。

●保健学部救急救命学科1年 石川純平さん
このボランティアに参加することで、自分の目で見たり体で感じて被災地のことを知ることができて良かったと思います。今も被災地には自分たちにもやるべきことがたくさんあると再認識しました。
またボランティアがあったら参加したいですし、将来消防官になったらこの経験を活かして、もっと多くのことで貢献していきたいと思っています。


 この活動は、河北新報社NEWS石巻かほくWeb版でも紹介されました。

2014.08.20