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本学医学部公認学生団体「統合医療研究部」がへき地医療の見学実習を行いました

 本学医学部公認学生団体「統合医療研究部」に所属する学生6名が、7月25日(金)〜27日(日)の3日間、福島県南会津町舘岩地区で「へき地医療」の見学実習を行いました。福島県西南部に位置する南会津町舘岩地区は広大な面積(約264k㎡)の多くが森林で占められ、医療機関も舘岩愛輝診療所しかなく、町唯一の病院に行くにも自動車で30〜40分かかる医療過疎地区です。本見学実習は平成20年に公衆衛生学の学外授業として岡本博照 医学部学内講師(現・保健学部准教授)が5年生有志を引率したことから始まり、平成24年度からは当団体による活動となり、今回で6回目を迎えました。学生たちは、往診への同行や急患の診察の手伝いなどを行ったほか、診療所に併設された介護老人保健施設にて入所者と交流をしたり、地域医療と老人介護の現状について理解を深めたりするなど、真剣な様子で取り組んでいました。

 2回目の見学体験者である鬼島万里亜さん(3年生)は、今回の見学実習について「へき地医療の実態を一昨年よりも差し迫った問題として実感することができました」と話しています。

 なお、今回の見学実習の様子は、8月13日(水)付けの福島県の地元新聞紙・福島民報で写真付き2段の記事で紹介されました。

  診療所外来見学のようす

  診療所外来見学のようす

ボランティアで介護老人保健施設での窓ふき

ボランティアで介護老人保健施設での窓ふき

前列右から2人目が舘岩愛輝診療所の山田仁所長

前列右から2人目が舘岩愛輝診療所の山田仁所長

2014.8.20