クリスマスを間近に控えた12月18日(木)夜、本学医学部付属看護専門学校の学生たちが医学部付属病院の各病棟を訪問し、キャンドルサービスを行いました。
このキャンドルサービスは日頃臨床実習でお世話になっている患者さんへ感謝の気持ちを込めて、看護専門学校の恒例行事として行っています。今回は約140名の希望学生が参加し、5つのグループに分かれ、各病棟(第1病棟、第2病棟、第3病棟、中央病棟、外科病棟)のそれぞれのフロアを「きよしこの夜」「いつくしみ深き」などのクリスマスキャロルを合唱しながら周り、サンタクロースとトナカイに扮した学生たちが手作りのクリスマスカードを患者さん一人ひとりに手渡しました。
クリスマスキャロルの合唱が始まると、患者さんたちは付き添いの家族や看護師と共に病室から出てきて、キャンドルライトを手にした聖歌隊の行進を見学しました。学生たちの歌声に聞き入り「とてもきれいな歌声ね」「こうした行事があるのはいいですね。ありがとう」「せめて気持ちだけでも明るくなれて嬉しい」などの感想が聞かれました。
クリスマスカードは、看護専門学校の全学生が一枚一枚想いを込め、手書きで“このひと時があなたにとって安らぎになりますように” ”この歌声が私たちからのプレゼントです”などと綴っています。
キャンドルサービスに参加をした学生たちは「患者さんが目を潤ませて聞き入ってくださった姿に、こちらも心が震えました」「こうした形で患者さんへ安らぎをお渡しできて嬉しいです。今後の実習の励みになります」などと感想や抱負を語っていました。