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女性研究者研究活動支援シンポジウムに研究者・学生ら100人が参加

 杏林大学では、平成26年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業(一般型)」に採択されたことを受け、1月24日(土)にキックオフシンポジウムを開催しました。

 シンポジウムでは、まず本学の跡見裕学長から開会挨拶が行われ、JAXA男女共同参画推進室長・新事業促進センター参事の塩満典子先生の来賓ご挨拶に引き続き、本学男女共同参画推進室長の苅田香苗より事業概要と杏林大学女性・若手研究者支援の今後の取り組みが紹介されました。
 基調講演には国立女性教育会館理事長の内海房子先生を講師に迎え、「男女共同参画の視点でキャリア形成」との演題で、日本の男女共同参画社会の実現に向けての提言とエールをいただきました。続いて、北海道大学大学院農学研究院・教授の有賀早苗先生より「女性研究者の活躍、何が必要?なぜ必要?」と題して、女性研究者支援の目的・現状や課題についての特別講演が行われました。最後に、京都大学男女共同参画推進センター・特定教授の犬塚典子先生より、「大学における女性の活躍促進—海外の取組から」と題して、海外での男女共同参画推進の施策と実情についてご講演いただきました。

 大学入試シーズンとも重なるなど多忙な時期にも関わらず、シンポジウムには学内外の研究者・教職員・学生・一般の方を含む100名を超える参加がありました。示唆に富んだ講演により参加者は女性・若手研究者支援に対して一層意識を高めることとなりました。このシンポジウムを契機に、女性研究者が活躍できる環境整備を進め、他機関の男女共同参画推進室・女性研究者支援室とのネットワークを強化し、発展していくことを願っています。

男女共同参画推進室


2015.1.30


内海房子先生による基調講

内海房子先生による基調講

有賀早苗先生による特別講演

有賀早苗先生による特別講演

犬塚典子先生による特別講演

犬塚典子先生による特別講演