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保健学部 須田健二講師が第10回クリアランスギャップ研究会学術集会で受賞

 保健学部臨床工学科の須田健二講師が、8月29日に横浜で開催された第10回クリアランスギャップ研究会学術集会で「圧電素子を用いた血流量測定装置(QBモニター)の開発と既存の流量計との比較検討」を発表し、Best Presentation Awardを受賞しました。
 今回の発表では、血液透析において透析効率に影響を与える重要な因子の一つである血流量に着目し、従来からある血流計と原理・構造が異なる全く新しい血流量測定装置(QBモニター)を開発し、その性能を報告しました。QBモニターは従来の血流計と比べても流量誤差が少ないことを明らかにし、医療現場での実用化が期待されたことが高く評価され、今回の受賞となりました。
 須田講師は「皆様のご期待に沿えるように、透析医療の現場での実用化を目指して研究に励みます」と受賞の喜びを語っています。
 今回の受賞について臨床工学科の副島昭典教授は「患者監視装置のローラーポンプの特性を利用して、その振動を電圧の変化量に変換するアイデアに独創性がある」と話しています。

2015.9.3