杏林大学の教育・研究を訓練の場に活かし、家族で楽しみながら防災意識を高めてもらおうと、八王子消防署との共催による「防災ふれあいフェア~家族で楽しむ防災訓練~」が10月18日(日)、八王子キャンパスで開かれ、300名を超える親子連れなどで賑わいました。
本イベントは、平成25年度文部科学省に採択された本学の「地(知)の拠点整備事業」のテーマの一つ「災害に備えるまちづくり」事業の一環として昨年に続いて実施したものです。
フェアは八王子キャンパスの校舎前の広場や教室を使って行われ、起震車による地震体験、初期消火訓練、放水訓練、火災発見大声通報訓練、レスキュー訓練など盛りだくさんのイベントが展開されました。
本学からは保健学部、総合政策学部、外国語学部の教職員や学生合わせて114名が参加し、それぞれの教育・研究を活かして応急救護や運動・健康相談、防災クイズ、被災外国人のための日本語指導などにあたりました。
また共催の八王子消防署からも署員36名と車両5台が参加し、校舎屋上からロープで降下する訓練を披露したりそれぞれの訓練場所で注意事項を呼びかけたりするなど指導にあたっていました。さまざまな訓練に参加してポイントをためると梯子車に乗ることが出来ることから、決められたポイントをためた子供たちが搭乗体験をし、30mの高さまで上がったバスケットから歓声を上げていました。
この日は穏やかな好天に恵まれ、午後3時までに331名の親子連れなど市民が会場を訪れて終始賑わいました。