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医学部病理学教室 石井順助教が日本内分泌病理学会最優秀賞を受賞

 10月24、25日に、佐賀で開かれた第19回日本内分泌病理学会学術総会において、医学部病理学教室の石井順助教が、日本内分泌病理学会研究最優秀賞(Distinguished Investigator Award of Japan Endocrine Pathology Society)を受賞しました。この賞は日本内分泌病理学会学術総会の全演題の中から最も優れた研究に贈られるもので、満40歳未満の若手研究者を対象としています。石井助教が受賞した研究のテーマは「PROX1は甲状腺髄様癌の内分泌顆粒形成に関与する」で、ホメオボックス遺伝子PROX1の新たな働きを明らかにしました。
 石井助教は「このような賞を頂くことができ、教室員をはじめとした皆様に深く感謝いたしております。皆様のご厚情に少しでもご恩返しができるよう、本賞を励みとしてより良い研究を行っていきたいです」と受賞の喜びを語っています。

 昨年の同学会では、当時病理学教室に在籍していた矢澤卓也准教授(現在は千葉大学准教授)が神経内分泌分野の研究に贈られる特別賞である「亀谷賞」を受賞しています。日本内分泌病理学会の学術研究賞を、杏林大学病理学教室で行われた研究が2年連続で受賞したことになります。

学会理事長、学術会長と共に笑顔で表彰状を掲げる石井順助教

学会理事長、学術会長と共に笑顔で表彰状を掲げる石井順助教

医学部病理学教室教授 菅間 博
2015.11.5