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270名が出席して井の頭キャンパス落成式行われる

2014年6月1日の着工から19カ月の工期を経て2016年1月15日に竣工した杏林大学井の頭キャンパスの落成式が3月12日(土)、学園関係者、自治体・公共団体関係者、企業関係者、設計施工関係者約270名出席して行われました。
この日は、10時半から学園関係者と設計施工関係者が出席して、本部棟(C棟)2階の図書館フロアの一角を会場に神事が、続いて11時15分から落成祝賀会が医学・共用棟(F棟)1階の学生生食堂で行われました。

落成祝賀会では杏林学園・杏林大学を代表して、松田剛明副理事長と跡見裕学長が挨拶をしました。
松田副理事長は、はじめに、この日を迎えるにあたり、協力いただいた全ての関係者に感謝の意を伝え、「学問を通じて教養を深め、他人を思いやる温かい心をもったオリジナリティあふれる人財をこのキャンパスで育み、社会に輩出することを約束します」と決意を述べました。
跡見学長は、本学が採用された文部科学省補助対象事業「地(知)の拠点整備事業」と「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」を例に、「地域とグローバルを車の両輪として“Moving global,staying local”を掲げ、大学をあげて教育・研究に取り組んでいく」と抱負を語りました。
続いて、松田博青理事長が株式会社松田平田設計 中園正樹代表取締役と株式会社竹中工務店 竹中統一取締役会長に感謝状を贈りました。
これを受けて中園氏からは、安全安心を保証する全棟免震構造、既存の緑を活かした緑豊かなキャンパス、教育効果の高い学習環境を備えた井の頭キャンパスを完成させることが出来たこと、竹中氏からは、19カ月の工期、117万時間を無事故で乗り越えられたことがそれぞれ報告されました。
来賓祝辞として、杏林学園評議員で株式会社大和総研 武藤敏郎理事長と三鷹市 清原慶子市長から言葉をいただきました。
武藤氏は、井の頭キャンパスについて、三鷹キャンパス近くに土地があったこと、それが学園50周年に合わせるように売り出されたことなど奇跡が重なったと話し、「土地の取得からキャンパス建設まで短期間で成し遂げたことはまさに松田理事長と松田副理事長の努力の賜物。地元に愛され、地域や日本の将来に貢献できる大学であってほしい」と述べました。
清原氏は自身にとってもキャンパスの完成は感慨深いとしたうえで、「教育力と研究力を国際貢献や社会・地域貢献に大いに発展していただきたい。地元として最大限の協力をさせてもらいます」と温かい言葉をいただきました。

このあと歓談へと移り、会場は華やかな祝賀ムードでいっぱいになりました。
この日はキャンパスの内覧会も行われ、来賓はじめ教職員は、図書館、実習室、マルチメディア教室、PBL教室、同時通訳演習室などの施設を自由に見学してまわりました。
事務機能をはじめとする八王子キャンパスからの引っ越しは今月いっぱい続き、4月1日からは井の頭キャンパスが開校します。

2016.3.14