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眼科学教室折原唯史助教が日本眼科学会最優秀論文賞を受賞

 医学部眼科学教室の折原唯史助教が日本眼科学会雑誌に投稿した論文「アトピー性皮膚炎と鈍的外傷に伴う網膜剥離の比較検討」(日眼会誌2015 Jul;119(7):457-63)が、平成27年度日本眼科学会雑誌最優秀論文賞(JOS Best Paper Award)を受賞しました。平成28年4月7日〜10日に仙台で開催された第120回日本眼科学会総会において表彰式が行われ、同学会総会長の山下英俊先生より表彰状が授与されました。
 この論文は、我が国の網膜剥離の特徴といわれている若年者のアトピー性網膜剥離について、網膜裂孔の形態など類似している外傷性網膜剥離とそれぞれ51眼と53眼の治療経験から比較検討したもので、病因解明や治療法を改善するために有用な特徴を示しました。
 折原助教は、「日常臨床の積み重ねからの研究論文が高く評価され、この様な名誉ある賞を頂け大変嬉しく思います。論文の執筆にあたりご指導いただきました平形明人教授、井上 真教授、緊急手術に対応していただきましたアイセンターや手術室のスタッフの皆様に感謝いたします。本研究が今後の裂孔原性網膜剥離に対する治癒率向上の役に立てれば嬉しいです」と受賞の喜びを表しています。

 

    左:折原助教 右:学会総会長山下英俊教授


2016.4.19
医学部 眼科学教室