保健学部、総合政策学部、外国語学部の保護者を対象とした杏会総会が6月4日(土)、午後1時から4月に開校したばかりの井の頭キャンパスで開催されました。
今年は、約450名と、例年に比べ3割以上も多くの保護者が参加し、新しいキャンパスへの関心の高さが伺えました。
はじめに、杏会全体総会として、跡見 裕学長の挨拶とキャリア就職支援に関する講演会が行われ、続いて学生支援センターとキャリアサポートセンターが学生生活や就職の支援について話をしました。全体総会は医学部・共用棟(F棟)309教室で行われ、310・311教室へもライヴ中継されました。その後、午後3時から学部ごとの総会が行われました。
跡見学長の挨拶では、井の頭キャンパスを開設した今年は、志願者数が約2,000名増加し、今まで以上に意欲の高い学生が入学した印象があることに触れながら、三鷹キャンパスの学生との距離が近づいたことにより学部間連携を強めていくことや文部科学省採択事業に基づき、グローバル社会で活躍できる人材の育成推進や、地域の拠点となるべく本学の知の資源を活用していくこと等、今後の展望を語りました。そして、「本学は今年創立50周年を迎えましたが、これからの50年に向けどのように発展できるかは、我々教職員に課せられた責務です。学生の支援にこれまで以上に力を入れていきます。杏会の皆様には50周年事業でご支援をいただきありがとうございます。これからも良い卒業生を輩出するためにご協力いただけると幸いです」と言葉を結びました。
続いて、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所主任研究員の平野恵子氏が「データから見る就職活動のいま - 保護者ができるキャリア・就職支援」と題した講演を行いました。
保護者世代の多い1990年代の就職関連データと現在を比較しながら、就職率、雇用環境等の変化を説明し、現在の就職活動の内容や大学生活の中でどのようにキャリアサポートをしたらよいかなどについて話をしました。
学部ごとの総会では、平成27年度決算・事業報告、平成28年度役員選出、平成28年度予算・事業計画が報告された後、各学部長等による学部説明が行われました。
総会終了後はF棟1階の学生食堂や2階の交流プラザで保護者と教職員による懇親会が開かれ、杏会総会は終了しました。