保健学部救急救命学科では、地(知)の拠点整備事業の一環として、また杏林大学と羽村市との連携協定に基づき、6月10日(金)にBLS(一次救命処置)指導を市内の中学3校、計520名の生徒に対して行いました。
今年は救急救命学科3年生が生徒への直接の指導を担当し、胸骨圧迫心マッサージ、AEDの使用手順の解説や実技指導を実施しました。
井の頭キャンパスへ移転したことから、羽村市の中学校までは大型バスで移動し、気温も高く暑い中での指導ではありましたが、スムーズに進行し生徒からは好評の内に終了することができました。
受講した生徒からは、「倒れている人を発見したら自信を持って対応したい」と心強い言葉がありました。また、指導者となった学生からは、「指導することの難しさを学び、充実感を得た」との感想がありました。
このBLS指導は、2010年から毎年実施していますが、防災における「共助」の力を育むことで地域に貢献することができていると考えています。