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平成28年秋卒業式を挙行

 9月13日(火)午前11時から三鷹キャンパス大学院講堂で平成28年度(前期)学位記授与式及び平成28年9月卒業式が行われ、45名が学び舎をあとにしました。


式辞を述べる跡見裕学長

式辞を述べる跡見裕学長

 この日学位を授与されたのは、大学院では医学研究科10名、国際協力研究科11名、学部では総合政策学部14名、外国語学部10名で合わせて45名です。
 式では始めに大瀧純一保健学部長・保健学研究科長が学事報告を行ったあと、研究科長・学部長から各研究科・学部の代表者に学位記が授与されました。

 このあと、跡見裕学長が式辞を述べました。この中で跡見学長は、論語の一説「学而時習之。不亦説乎。 有朋自遠方来。不亦楽乎。人不知而不慍。不亦君子乎。」についてふれ、「学んだことを復習し、日々精進してください。そして同じ学び舎で育んだ友情をいつまでも持ち続けてください。本学は今年で創立50周年を迎えましたが、大学がさらに飛躍するには卒業生の力が必要となっています。皆さんの活躍を期待しています」と、ダイバーシティとグローバリズムに象徴される今日の社会に一歩を踏み出す学生たちにとはなむけの言葉を贈りました。

 続いて教員を代表して渡邊卓医学部長・医学研究科長が祝辞を述べました。渡邊学部長は、本学の名称「杏林」の由来を説明したあと、「中国の『董奉』(とうほう)は、名医であったばかりでなく、人のために善い行いをした徳の高い医師です。以後“杏林”は“名医”をさす言葉となったわけですが、それは必ずしも医師に限ったことではありません。困っている人、助けを求めている人に心を配る、ほんの些細のことでもいい、できる範囲で手をさしのべることが大事ではないかと考えます。それは時代や場所を超えて通じるものであり、皆さんは杏林大学で学んだ卒業生として、この“杏林の教え”を日常の生活の中で実践して、良き社会人としてそれぞれの分野で活躍してください」と、これから社会に向かう心構えを説きました。

 式典終了後、各研究科・学部に分かれて卒業生一人ひとりに学位記が授与されると、厳粛な空気はようやくくつろいだ雰囲気に変わり、卒業生が恩師を囲んで記念写真を撮ったり、晴れ姿を参観した家族からお祝いの言葉を受けたりする姿が会場のあちらこちらで見られました。
 卒業生からは「就職が内定したので社会人として頑張っていきたい」「保健衛生分野の指導者になるため今週中に中国に帰国し、国家試験を受験します」などといった決意が示されました。



渡邊医学研究科長より学位記(博士)の授与

渡邊医学研究科長より学位記(博士)の授与

恩師とともに記念写真

恩師とともに記念写真