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平成28年9月入学式を挙行

 8名の大学院生を迎え、平成28年9月杏林大学入学式が9月15日(木)井の頭キャンパスE棟103教室で挙行されました。
 はじめに、大瀧純一保健学部長・保健学研究科長が学事報告を行い、平成28年秋入学者として大学院医学研究科2名、国際協力研究科6名(博士前期課程5名、博士後期課程1名、すべて中国人留学生)の計8名を迎えたことを伝えました。
 続いて跡見 裕学長が式辞として、本学が取り組んでいるグローバル人材育成に触れながら、留学生達へ「留学中は日本の文化を学び、そして自国の文化との違いを認識し、互いに尊重しあうことを大切にして過ごしてください」と呼びかけました。また、大学院での研究生活について、「研究とは、一つの仮説を立て検証していくことです。限られた時間の中で成果を上げることは大変ですが、新しい発見は胸が躍ることでもあります。研究者としての道を拓くため懸命に努力をしてください。そのための支援を我々教職員は惜しみません。本学は今年50周年を迎えました。皆さんと共に成長していきたいと思っています」と言葉を送りました。
 祝辞に立った大川昌利総合政策学部長・国際協力研究科長は歓迎の言葉に続き、地球規模で物ごとを考える「グローバル化(globalization)」と、国家(nation)を前提に他国との利害を考える「国際化(internationalization)」という一般的に使われる言葉の違いを取り上げ、「国家間の紛争や地球環境汚染などの問題を解決するためには、地球規模で物ごとを考え、協力関係を築きながら、共に解決を目指していく姿勢が重要です。皆さんには、ぜひグローバルな視点から物ごとを考えられる人材に育ってほしい。本学で悔いのない充実した学生生活を送ってください」と願いを込めて語りかけました。

<center>大瀧部長・研究科長</center>

大瀧部長・研究科長

<center>跡見学長</center>

跡見学長

<center>大川学部長・研究科長</center>

大川学部長・研究科長

 引きしまった空気の中で式が終了した後、国際協力研究科国際開発専攻に入学した留学生は、「現代中国地方政治や中国の都市化問題について研究するため、劉 迪教授の指導を受けます。充実した研究生活が送れるよう頑張ります」と意欲をみなぎらせていました。

 入学式には秋学期から外国語学部や国際協力研究科で学ぶ、北京外国語大学や上海外国語大学等中国の8大学からの交換留学生や指定校派遣留学生も参加しました。

2016.09.16