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医学部内科学I 佐藤由利子後期研修医が
日本腎臓学会東部学術大会で最優秀演題賞受賞

 10月7日(金)~8日(土)に新宿・京王プラザホテルで開催された第46回日本腎臓学会東部学術大会で、本学医学部内科学I(腎臓・リウマチ膠原病内科)の佐藤由利子後期研修医が大会長賞(最優秀演題賞)を受賞しました。
 受賞の対象となった研究テーマは「リツキシマブ療法により維持血液透析を離脱し得た顕微鏡的多発血管炎の1例」です。顕微鏡的多発血管炎はANCA関連血管炎に含まれ、急性に腎障害を生じ、透析療法を要することのある治療に難渋する疾病です。
 当院の腎臓・リウマチ膠原病内科ではANCAのアッセイを日本で初めて開始するなど、ANCA関連血管炎は教室で長年継続してきた研究分野です。
 今回の発表では、分子標的薬のリツキシマブの当院における使用経験も詳細にまとめ報告したもので、当教室における臨床研究が高く評価され、大会長賞(最優秀演題賞)の受賞となりました。
 受賞した佐藤医師は「このような名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思っております。ご指導頂いた先生方に心より感謝を申し上げます。身に余る光栄な賞を頂き、この受賞を励みに今後も精進努力致します」と話しています。

(医学部内科学I〈腎臓・リウマチ膠原病内科〉)


2016.10.19