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脳神経外科 山岸夢希医師の論文が有力国際誌の表紙に掲載へ

 本学医学部脳神経外科学の山岸夢希医師は悪性脳腫瘍の化学療法によって舌が黒くなる合併症を世界で初めて報告し、その症例写真が権威ある欧州脳神経外科学会の機関誌『Acta Neurochirurgica』の新年1月号の表紙に掲載されることになりました。

 山岸医師らは、過去に悪性脳腫瘍に対する化学療法を行なった192例中、5例に舌が黒くなる合併症があるのに気付きました。さらに、これら5例の発症の危険因子を調べると糖尿病やリンパ球減少などが存在し、これらによって発症の時期も異なっていたことも発見し、欧州脳神経外科学会の機関誌に投稿しました。悪性脳腫瘍の化学療法によって舌が黒くなる合併症を世界で初めて報告したもので、同学会から高く評価され、新年1月号に掲載されるとともに同号の表紙を飾ることになりました。

 山岸医師は「私の力は本当に微々たるもので、指導医の先生方のおかげで、このような名誉ある機会を得ることができたのだと思います。今後も、論文の執筆は続けていきたいと思いますし、後輩が執筆にトライする際にはお手伝いができるようにがんばっていこうと思います」と話しています。

 山岸医師の指導にあたっている永根基雄教授は「山岸医師は医学生時代から脳腫瘍に興味を持たれ、当時よりしばしば脳腫瘍治療の現場や当科研究室を訪れてくれました。医師になられてからも脳神経外科医を目指され、特に脳腫瘍の診療・研究に日夜を問わず全力を尽くして対峙されました。そのように多くの患者さんと接する中で、普段は見落としてしまいがちな『ふとした』所見に気づき、その意義を科学的に解明したのが今回の報告です。志をもって日常診療に従事し、『変だな』と思うことを大切にすること、医学の発展につながるclueはどこにでもあること、を改めて教えてくれたとても貴重な臨床報告と思います」と話しています。


2017.1.4
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