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ワルシャワ大学附属病院(ポーランド)循環器内科と肺動脈形成術に関する共同シンポジウム開催

 循環器内科では、かねてより慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する、カテーテルを使った肺動脈形成術を世界に先駆けて施行して来ましたが、今回はワルシャワ大学からこの新しい治療の精髄を修得したいとの希望があり、共同シンポジウムをワルシャワ(ポーランド)で開催致しました。
 1月29日に日本を発って、厳寒の東北部ヨーロッパ(ポーランドはドイツとロシアの間)に赴き、翌30日には我々が実際にこの治療法を使ってワルシャワ大学附属病院で3例の患者さんを治療してデモンストレーションをし、31日にポーランド全土から集まった先生方と共に講演とディスカッションを1日かけて行いました。日本の2、3施設が熱心にこの治療に取り組んでおりますが、ワルシャワ大学から、我々のやり方が「最も有効で安全」と評価してもらい、今回の企画となりました。終了後は「良く分かった。確かに良い方法だ」と、十分に満足してもらい、積雪の中を飛行機に乗り込み、我々も満足感を持って帰国の途につきました。

シンポジウムでのディスカッション

カテーテル治療終了後に

前列右井波先生、佐藤先生、一人置いて石黒先生、後列右5人目吉野先生、重田先生

前列右:伊波先生、佐藤先生、一人置いて石黒先生、後列右:5人目吉野先生、重田先生


2017年2月9日
循環器内科 教授佐藤 徹、教授吉野秀朗、助教伊波 巧、助教石黒晴久、医員重田洋平