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第8回国際放射線神経生物学会で診療放射線技術学科 石川助教が受賞

 保健学部診療放射線技術学科の石川純也助教が、2月9日、10日につくば市で開催された第8回国際放射線神経生物学会(International Society of Radiation Neurobiology)でYoung Investigator Awardを受賞しました。
 本賞は40歳未満の若手研究者を対象として優れた研究成果を表彰するもので、石川助教は「Reconsideration for the target of hematopoietic reconstruction in radiation casualties(放射線災害傷病者における造血再構成の標的を再考する)」と題した発表で受賞しました。
 不慮の事故などにより高線量の放射線被ばくした傷病者には造血組織の再構成が不可欠ですが、造血因子の投与による従来の治療法は完全ではありません。本研究では、放射線被ばくにより引き起こされる造血幹細胞の増殖能喪失を妨げるような働きをもつタンパク質を探索し、これを標的とする新規治療戦略の可能性を示しました。
 受賞について石川助教は、「本研究にご指導やご支援くださりました関係各位に深く感謝申し上げます。この受賞を励みに、さらなる研究の進展を目指して邁進します」と話しています。

2018.02.20