外国語学部観光交流文化学科は3年生全員を対象とした企業の採用選考を模擬体験する今年度2回目の就活シミュレーションを11月19日(土)に井の頭キャンパスで実施しました。
この就活シミュレーションは3年生に仮想企業を設定してエントリーから筆記試験、グループディスカッション、そしてグループ面接に至るまでの採用選考のプロセスを模擬体験することによって就職活動の経験を積んでもらおうと平成24年から毎年2回行っているものです。
この日の就活シミュレーションは午前中全体説明会に続いて、2つの班に分かれてグループディスカッションと筆記試験が行われました。
このうちグループディスカッションでは6人から7人の学生が司会や時間係、書記などの役割を決めた上で、『高齢者ドライバーの事故多発』、『学生と社会人の違い』などあらかじめ与えられたテーマについて15分の制限時間内で討論しました。ディスカッションは外部企業から招かれた審査員が審査しましたが、学生たちは今年6月に1回目のディスカッションを体験しているだけにみなかなり雰囲気に慣れて積極的に自分の意見を述べる一方で他人の意見にもじっと耳を傾けていて本番さながらの真剣な討論が展開されました。
午後からはホテルや航空会社など仮想企業ごとにグループ面接が行われました。学生たちは外部企業の審査員から自己PRや大学時代に力を入れたことなどについて問いかけられ、緊張した表情で答えていました。
イベントでは最後に全体講評が行われた後、優秀者が仮想企業の内定者として発表されました。
このあと外国語学部では英語学科・中国語学科の就活シミュレーションが12月3日(土)に行われる一方、ほぼ同じ内容の総合政策学部の就活トライアルも12月10日(土)に行われます。そして、この一連のイベントが済むと、学生たちは来年3月に解禁される就職活動の準備を急ぐことになります。
2016.11.21
キャリアサポートセンター