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カナダ語学留学を終えて

 2009年4月5日から7月4日まで、カナダ・ビクトリア大学付属ランゲージセンターで第2回目となる外国語学部カナダ語学留学が開催され、英語学科の学生2名、応用コミュニケーション学科の学生1名の計3名が参加しました。
 以下学生の感想を紹介します。

外国語学部 英語学科2年 村上 芽衣
 カナダに出発する前は、「違う国の友達をたくさん作りたい、英語で友達と話が出来る様になりたい、他の国の文化も知りたいし、日本の文化も教えてあげたい」などという期待でいっぱいでした。もちろん、カナダで3ヶ月生活することへの不安もなかったわけではありません。カナダへ発つ日は特に不安でした。カナダに着いた時は大きな期待がいつの間にか不安に変わっていました。しかし、ホストファミリーはとてもやさしく、現地の事務所で会って家に帰る時から、ペットや家族紹介、カナダの観光地なども説明してくれて、私の不安は少しずつ期待へと戻っていきました。
 カナダに着いた次の日から学校が始まりました。どうやって他の国の人に話しかけて友達になろうか考えていると、向こうから話しかけてきてくれました。その子は中国人でしたが、歳が近いことや、私が学校の必修で中国語を勉強していたこともあり、自然と話が弾みました。学校の授業は、最初に受けたライティング、リスニング、スピーキングのテスト結果によってレベル分けされたクラスで行いました。1クラスは18人程度の少人数で、クラスメイトは自分と同じような英語のレベルだし、宿題のことなど共通の話題があるので、日本人の友達に話すような感覚で変に気負いせず話すことができました。授業の内容は難しくはなかったのですが、言葉やフレーズを、どんなときにどのように使うかを先生が細かく丁寧に、時にはジェスチャーを交えて教えてくれるので、今まで同じ意味だと思っていた2つの言葉の使い分けなどが分かるようになりました。また、ホストファミリーや友達に話すときも学校で習った文法やフレーズに気をつけて話すようになりました。習ったことをすぐに実践できたので、その言葉のニュアンスが分かるようになった気がします。また、授業は半日で終わるので、午後はスタディセンターという留学生のための自習室に行き、ボランティアの人と話したり、宿題を手伝ってもらったりしました。
 学校生活も1ヶ月を過ぎると、週末に友達と出掛けるようになり、友達を通してたくさんの人と知り合うことができました。最初は緊張して話すこともできなかったのに、次第に自分からどんどんいろんな人に話しかけていくようになりました。自分の言いたいことを、知っている単語で相手に伝えるのは簡単ではなく、自分の英語力のなさを実感しました。しかし、それでも自分の気持ちを伝えたいと思える友達ができたし、お互い英語が母国語でない人と英語でコミュニケーションがとれた時はうれしかったです。また、英語が話せるようになりたいなら、小さい子のように、とにかくいろいろ言葉にしてみることが大事だということも分かりました。
 3ヶ月間は吸収するものも多く、充実していて、とても短く感じました。この留学は、他国の文化や人を知ることで、視野が広がり、自分の将来を考える良い機会になりました。この留学で吸収したことを、自分の将来に生かして行ければと思います。

外国語学部 英語学科3年 岩本 優一朗
 この約三ヶ月間、得難きものをたくさん手に入れられたと思います。英語力の向上はもちろんですが、人との触れ合いが何より私には大切なものであったと認識させられました。カナダの人達はとても親切で優しく接してくれ、英語を上手く話せなかった私はとても助けられました。
最初の一ヶ月位は全く話せず・聞き取れず、辛い日々でした。自分は全く英語が出来ていない、それが重く突きつけられました。授業が難しくついていけないという事ではなく、ただ話せない・聞き取れない、それが一番辛く悔しかった。人と話せない事がこんなにも辛いものだとは思いませんでした。授業中も先生の言っている事が分からず、クラスメイトとも上手く馴染めませんでした。
 しかし、周りの言っている事が少しずつ分かる様になってくると、劇的に自分の気持ちや環境が変わってきて、毎日が楽しくなって行きました。学校に行くのも楽しくなり、それまで辛いと思っていた自分が嘘のように思えました。クラスメイトともどんどん仲良くなり、そこから多くの異文化の友達ができました。「もっと、英語を勉強したい。もっと、英語を上手く話しせるようになりたい。」という意識の変化が起こりました。上手く話せないとか上手く聞き取れないという事は気にせずに積極的に人と接しようと思いました。一緒にサッカーを楽しんだり、PUBに行ったり、とにかく会話をたくさんしました。
 ホームステイでは、ホストマザーとサウジアラビアの男の子の三人暮らしでした。ホストマザーは色々と話し掛けてくれたり、私の英語力の向上をいつも気に掛けてくれたのでとても助かりました。映画やレストランにも連れて行ってくれるなど良い家にホームステイしたなと思いました。サウジの人は、一か月ぐらいしたらどこかに行ってしまいその自由気ままなライフスタイルに驚きましたが、一緒に暮らした日々は楽しく大切なものでした。
 今回カナダで知り合った人々のほとんどはもう二度と会えないと思いますが、出会えた事本当に良かったと思います。三ヶ月の生活は、いつまでも私の宝であり続けるでしょう。

外国語学部 応用コミュニケーション学科3年 立川 香織
 カナダでの3ヶ月は帰ってきてみればあっという間でした。しかし、今まで過ごした3ヶ月の中でも密度の濃い充実した3ヶ月でした。最初の頃はホームステイと、そこでの慣れない食生活と、学校とで大変でした。ヴィクトリア大学は迷ってしまうほど広く、うさぎがたくさんいました。またカナダ人は学内をスケートボードで移動したり、原っぱで日向ぼっこをしていたりと日本ではあまり見られない光景がたくさんありました。
 ホームステイ先では1歳上の韓国人のミンジョンがとても優しくしてくれました。英語が上手く喋れない私にも解りやすく喋ってくれたり、色々教えてくれたのでとても助かりました。
 クラスではサウジアラビア人がたくさんいました。考え方や性格が日本人とは違っていて最初戸惑いました。しかし、日本人ばかりで英語のゲームをしたときはとても静かで、やはりサウジアラビア人がいないと盛り上がらないなぁと思いました。クラスでは授業に遅れないように宿題や発表など一生懸命やっていたので、周りも認めてくれたのかクラスメイトと仲良くなることが出来てとても楽しかったです。最後に韓国人、日本人、サウジアラビア人のクラスメイト数人でカラオケに行きました。サウジアラビア人が歌う歌は不可思議でよく分かりませんでしたが、とても楽しくて、もう2度と経験出来ない様なことだと思います。フリートークや発表など難しいと感じる事もたくさんありましたが、とても楽しく充実した日々を過ごせました。
 休日はダウンタウンによく出掛けました。建物は洋風で可愛く、夜の景色はイルミネーションがとてもきれいでした。ブッチャートガーデンに行った時はきれいな花がたくさん咲いていたのが印象に残っています。7月1日の独立記念日では花火を見ました。日本のものと変わらないくらい大きくきれいな花火でした。カナダ人は全員国家を斉唱していました。寒い夜でも、薄着で体中真っ赤に塗った人を見た時は、やはり外国の人はお祭りなど盛り上がり方がすごいと思いました。
 学校のファイナルディナーが終わった後、もうクラスに帰れないと思ったときは寂しく感じましたが、そう思える留学になって良かったです。めったにできない経験をこの3ヶ月でたくさんすることができました。

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