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マンチェスター大学英語・インターンシップ研修体験記

2010年4月10日〜7月12日までマンチェスター大学英語・インターンシップ研修に参加した学生の体験記を紹介致します。

外国語学部 英語学科 3年 岩崎 紀世

この研修を終えて一番強く感じたことは、PEPは本当に生きた英語だということです。
この研修に参加する前、特に1年生の頃は先生方にPEPは生きた英語だから、がんばって覚えるんだよ。と言われても、こんなものどこで使うんだというぐらいにしか思っていませんでした。実際、日本にいる間は冗談で友達と使うことはあるものの、それはあくまでお遊びの範疇を超えるものではありませんでした。しかし、いざ研修に参加して、いろいろな国籍のいろいろな人と初めて話をするときに、もちろんお互いに通じる言語は英語しかなく、しかし、英語力の低い私はなにを話していいのかわからず、当たり障りのない”Hello”や”Nice to meet you”など、中学生や高校生の教科書に載っているような言葉を使っていました。正直初めの仲良くなってない間はこれでもなんとか会話は成立するのですが、次第に仲が良くなるにつれて、もっとちゃんとした会話がしたい!!という欲が出てきました。そんなときに私の頭の中に浮かんできたのがPEPでした。それからは2年前に覚えた微かな記憶を頼りに必死で会話をしていました。2年も前のことでも案外覚えているものなのだと自分に感心しました。でもそれは、私の記憶力が良かったというわけではなく、先生方のPEPの教え方が大きく関わっているということに気が付きました。ただただ教科書を読んで暗記しなさい。というような教え方だったらここまで記憶に残りはしなかったと思います。では、なぜ2年の前の記憶が残っていたかというと、この場面ではこんな言い方もできるよね、中学・高校生のときの教科書ではこんな言い方だったと思うけど、実際はこんな風に言うんだよ。というように、私たちの生活にできる限り近い形で例を挙げてくださったので、記憶に残すことができたのだと思います。私はこの研修を通して、PEPの授業の大切さを感じることができました。
英国マンチェスター研修の醍醐味とも言うべきインターンシップでの私の研修先はコミュニティープライマリースクールでした。研修前の事前アンケートで小学校に行きたいと希望を出してその希望が通ったので、期待に胸をふくらませて研修に参加しました。さすがに小学生ぐらいなら簡単な言葉しか話さないから私にも理解できるだろうと思って挑んだ研修初日、私の考えは見事に裏切られました。先生が生徒に対して言っている言葉も、生徒が先生に対して言っている言葉も、生徒が私に対して言っている言葉もほぼ理解できませんでした。なぜなら、子供だから、こちらが外国人だから少しゆっくり話してあげよう、や、簡単な単語を使ってあげよう、など、こちらになんとか伝えようという気持ちがないので、容赦なく流暢な英語で話しかけてくるのです。まして初日は生徒たちも私もお互いに探り合いといった感じで、話をしてもほとんど一方通行で終わってしまい、残りの4週間をどのように過ごしたらいいのかととても不安になりました。研修中の活動としては、授業中のサポート、休み時間に一緒に遊ぶといった一見とても簡単な仕事のように聞こえますが、母国語以外で何かを教えるというのはとても大変で、簡単な足し算、引き算の計算過程を教えるにも基本的な用語(addやtake awayなど)を使うことで必死になってしまい、なかなかわかりやすい説明ができず、時には、こいつは日本人だから何言ってるかわからない。というような事を言われ、本気で算数の時間が嫌でした。しかし、慣れてくるにつれて、少しずつ私に協力的になってきてくれて、なんとか理解しよう、と話を聞いてくれる子が増えてきました。また、そういった子たちが、私の言った言葉をわかりやすく他の子たちに伝えてくれるようになり、最終的には私の言うことは、先生が言ったこととして聞いてくれるようになりました。研修最終日には私がお世話になっていたyear4の子たちだけでなく、 year5・year6の子たちからも沢山のfarewell cardをもらえたり、帰る前にみんながハグをしに来てくれて、中には一回したと思ったら何度も並びなおしてもう一度、もう一度、と来てくれる子もいてとても感動しました。
正直イギリスについた瞬間からホームシックにかかっていた私は一刻も早く日本に帰りたいという気持ちでいっぱいでしたが、さすがにあの時はイギリスに残りたいという欲が湧きました。
ホームステイはいろいろあって二つの家庭でのステイを経験することになりましたが、どちらのステイ先もとてもいい家庭で、特に二件目のステイ先のホストマザーとは、五年以内に私もホストシスターも結婚して、またその時にお互いの国に行って再会しましょう、という約束をしたので、そちらのほうもがんばらなければと思いました。
辛いこともあって何度も泣いたりしましたが、振り返ってみるとあっという間で、とっても大切な三ヶ月間でした。
いつかまた一緒に学んだ仲間たちに会いに行きたいです。



外国語学部 応用コミュニケーション学科 2年 尾林奈々

最初は、文化も異なり言葉も通じない初めての場所で、とにかく不安な気持ちでいっぱいでした。ステイ先でも学校でも街中でも、もちろん全て英語で、言いたいことがちゃんと伝わらない苦しさで正直とても辛かったです。しかし、学校の先生もホストファミリーもとても優しく、私が言葉に詰まっても、ちゃんと待って聞いてくれて、少しずつコミュニケーションがとれるようになりました。学校には、様々な国籍の方がおり、一緒にご飯に出かけたり、休み時間に話をしたりして、イギリスだけでなく、他の国の文化も学ぶことができました。日本人だけではなく、他の国の方と交流ができたのは、本当に自分の中では大きなことです。学校は2ヶ月で終了し、先生方や友達と別れるときには、とても悲しく、泣いてしまいましたが、泣けるぐらい素敵な人たちに出会えた私はとても幸せだと感じました。最後の1ヶ月はインターンシップで、私はManchesterからLiverpoolに引越をしました。Liverpoolの英語には、独特の訛りがあり、2ヶ月ずっと英語を勉強し、自信をつけていた私でしたが、全く聞きとることができず、とても苦労しました。しかし、インターン先のコーヒーショップの人達はとても気さくで心の温かい人ばかりで、常に私のことを気にして会話に入れてくれたり、仕事がよく分かっていない私に丁寧に教えてくれたりと、1ヶ月楽しく仕事をすることができました。そして、従業員はほとんどイギリスの人ではなく、みんながみんな独特な発音で、最初は全く理解できないでいましたが、時間がたつにつれ、聞き取れるようになり、リスニング力が身についたと思います。
 この3ヶ月間、家に1日いたことがなく、毎週土日は必ず遠出し、毎日本当に充実していました。イギリスはどこも町並みが美しく、行く先々で常に感動していました。
 行ってみると、3ヶ月は本当に早くあっという間に過ぎていきました。今思うと、もっとこうできた、などと後悔することもたくさんあります。日本では出来ない経験をたくさんし、普通に生活していても1日1つは必ず学ぶことがあり、本当に留学できて良かったと思います。この3ヶ月が無駄にならないよう、今以上に英語を勉強し、これらの経験をこれからの将来にいかしていきたいと思います。



外国語学部応用コミュニケーション学科 2年 鈴木 加純 

私は高校生の頃からずっと留学をしてみたいと思っていました。そして大学1年時に留学説明会があり、話を聞いているうちにより行きたいという気持ちが大きくなり留学することを決めました。そして留学することが決まってからの日々は早いものでした。あっという間に4月10日になり出発する日がやってきました。そして16時間のフライトを終えイギリスに降り立った時、疲れはもちろんありましたが、それよりも大きな不安と期待が私を包み込みました。現地のマンチェスター空港ではホストマザーが出迎えてくれました。家はマンチェスター市内から車で30分程離れたボルトンという小さな町にありました。ボルトンは高層ビルが一つもなく丘がたくさんある、とても落ち着いた場所でした。
そして、月曜日から学校が始まりました。学校まではバスと電車を利用して1時間以上かかるため朝起きるのが大変でした。授業は少人数制で私たちのクラスはサウジアラビア人とイラク人と日本人の生徒と現地の先生で構成されていました。初めのうちは、英語を聞きとることが精いっぱいで自分から話題を持ちかけることができませんでした。また、日本人がRとLの発音がなかなか使い分けられない様に、各国で話す英語には癖がありました。特に同じクラスの生徒の英語は発音やアクセントに癖が強く、聞き取るのにとても苦労しました。しかし、授業はロールプレイ方式であったため、毎日1対1や2対1で話しているうちに段々と聞き取れるようになり、先生の言っていることも徐々に理解ができるようになりました。また、授業は月曜日から金曜日までで金曜日は午前中のみだったので、金曜日のお昼にPUBへ行ってみたり、大学近くのショッピングセンターへ行ったりしました。週末には学校主催のバスツアーや電車を使って友達や先輩と出掛けたりしました。そして、なんだかんだ最初の2カ月が早々と過ぎ、インターンシップが始まりました。私のインターンシップ先はボルトン市内の丘の上にある決して大きくはありませんでしたが、立派なホテルでした。仕事は主にConferenceのお世話や夜のパーティー、プロム、結婚式などの準備でしたが、担当の方がいない時やConferenceがない時にはReceptionやRestaurant、Caféで働くこともありました。最初のうちは、担当の方がいてくれましたが、数日するとConferenceを1人で担当することもありました。どこもお客さんと直接関わる仕事のため、たくさんの人と関わりました。途中、嫌になることもありました。しかし、従業員の方の心優しさに救われ最後までやり遂げることができました。
私はこの留学研修に参加して3カ月で自分自身、成長できたと感じます。実際、些細なことではめげなくなり、何事にも意欲を持って最後までやり抜く力を養えました。また、マンチェスターはイギリスの中でも中心に位置し、旅行に行くにも最適な場所でした。旅行や観光が好きな私は、北はエディンバラ、南はロンドンと有名どころのほとんどを回ることができました。ロンドンへは、知り合いが住んでいるため1人旅もしました。友達と行くのとは違い、全て1人でやらなくてはいけなかったので色々と大変でしたが、自分にとって良い経験となりました。



外国語学部 応用コミュニケーション学科 2年 鈴木満里菜

この研修が始まる前は、初めてのヨーロッパ、初めてのホームステイと初めての事ばかりで楽しみでした。しかしマンチェスター空港に着き、ホストファミリーと家へ向かう車の中で私はとても不安になりました。ホストファミリーの方が私たちに話し掛けてくれているのに私は全く理解できず、尾林さんと困っていた事を今でもはっきり覚えています。自分の言いたい事もうまく言えず「Thank you.」や「Sorry.」しか言えませんでした。最初の2ヵ月はマンチェスター大学に通い、他の大学や国の人と授業を受けました。私たちのクラスは日本人4人、アラビア系5人で先生は現地の人なので授業はもちろん全て英語です。アラビア系の人と関わったことが無かった私にとって彼女たちの服装はとても興味深いものでした。そして彼女たちの英語は理解しにくく、単語を書いてもらわないと分からないという事がありました。反対に、私も書かないと分かってもらえないという事がありました。お互い英語を話しているのに何でこんなに通じないのだろ?と思い、途中で会話をやめてしまうこともありました。午後は日本人だけでビジネス英語を習いました。この授業は最後にレポートとプレゼンテーションをやらないといけなく、準備がとても大変でした。1人でプレゼンテーションをするということ事体初めてだったのに英語で説明しないといけなかったので、とても緊張しましたが、このような経験を積み重ねることで自分の英語に自信を持つ事ができました。大学の授業が無い休日は、大学のフリートリップという日帰り旅行に参加し、オックスフォードや湖水地方へ行きました。また友達とリバプールやヨークへ行ったり、映画を見に行きました。連休には、ロンドンやエディンバラへ泊まりで行きました。最後の1ヵ月間は家の近くのチャリティーショップでインターンシップの経験をさせていただきました。アルバイト経験があまり無いので、お客さんとどのように接すればいいか分からず戸惑いましたが、マネージャーやボランティアの人がいつも気にかけてくれ、困った時は優しくフォローしてくれたのでとても楽しく働くことができました。前の日の売り上げを銀行へ収めに行く仕事まで任されドキドキしながら銀行へ行ったこともありました。インターンシップ最終日にマネージャーが私に「ずっとこのお店で働いてもらいたいわ。」と言ってくれてとても嬉しかったです。また、お店が暇な時はボランティアの人と話したりして「あなたの英語は4週間でとても上達したよ!」と言ってくれました。確かにお客さんやスタッフの方の英語を1回で聞きとれるようになり、すぐに自分の言いたいことも言えるようになっていました。私はホストファミリーにもとても恵まれました。毎日洗濯してくれたり、紅茶を部屋まで持ってきてくれたりと、他の家では考えられないこともしてくれました。また、リビア、スペイン、ハンガリーの留学生と生活を共にすることができ、他の国の文化を教えてもらったり、私もお箸の使い方などを教えてあげたり、英語で会話する機会がたくさんありました。最初の頃は全く理解できず、日が過ぎるのが遅く感じましたが、生活が楽しくなるにつれ、あっという間に日が過ぎてしまいました。3ヵ月間、今までに無い経験ばかりでとても有意義に過ごすことができました。この経験をこれからの生活に生かしていきたいです。

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