大学ホーム>留学・国際交流>トロント大学留学体験記

トロント大学留学体験記

外国語学部 英語学科3年 三條 亜弥

2010年9月26日16時10分頃にカナダ・トロント到着。大きなスーツケース2つを押しながら、送迎会社の方を40分以上探し続けることから私の待ちに待ったカナダ・トロント留学が始まりました。「留学するなら、カナダ。」と決めていた私は、カナダに来たこと、この地で好きな英語を学び、またネイティブの方と話すのが本当に楽しみで何一つ不安もありませんでした。しかしホストファミリーとの対面から、私のカルチャーショックとホームシックが始まりました。 カナダは「人種のモザイク」と言われるほど、多様な人種が混在しています。私の想像は、白人が基本でそれと同時にいろんな国の方が住んでいると思っていました。しかし白人は寧ろ少人数で、街を歩いていれば、英語、スペイン語、フランス語、中国語にアラビア語などたくさんの言語が飛び交っています。 実際に私のホストファザーは、ヴェネズエラ人でホストマザーはイタリア人でした。ホストファザーはどこか英語がスペイン訛りで、ホストマザーはとっても早口でした。初めのころは、全く何を話しているのか理解できず落ち込み、不安感を抱き、初日で「帰りたい。」と思いました。しかしこのトロント留学を最高のものにするか否かは、自分次第だと思い次の日からは電子辞書片手に必死に生活していました。インターネットが繋がらなかったり、ストリートカー(トロント市内を走る路面電車のようなもの)が途中で引き返し、見知らぬ土地で下されたりと予想外のハプニングが続出し、また何をするにも英語を話さなければ解決できないのでストレスで4kg痩せてしまったり・・・ 20年間生きてきた中で、一番苦労した時間でした。「言葉が違うだけで、こんなに人間は無力なのか。」と感じた瞬間でした。
 しかし辛かった思い出ばかりではありません。 大学の授業では、13〜18人くらいの少数クラス。イランやサウジアラビア、ブラジルにコロンビア・・・さまざまな国の人たちと、一緒にゲームをしたり、文法の勉強をしたり、映画を見たり休憩時間では一緒にTim Hortonというカフェに行きました。クラスの年齢層は、19歳から49歳の人もいて決して日本にいてはお友達感覚では話せないような方とお友達になれたり、冗談を言い合ったり充実した日々を過ごせました。遊ぶだけではなく、自分が使いたい英語のフレーズを担任の先生に教えてもらい、常に自分の中で目標を持ちながら生活していました。私が一番トロント大学でよかったと感じたことは、授業内で行うプレゼンテーションでした。プレゼンテーションではお互いの文化を紹介しあい、文化の違いをディクテーションすることで普段馴染みのない文化を学ぶことができました。
 留学は得るものが、想像以上に多くもちろん挫折もしますし、楽しい思い出ばかりではありません。しかしカナダ留学で得たものが、すべて私の物になって一回り二回りも成長して帰国できたと思っています。この経験を踏まえ是非杏林大学の学生に、海外留学をお勧めします。また留学したい方は、1年生で必修のPEPでならったフレーズを暗記するくらい勉強することをお勧めします。PEPは生きた英語なので、ちょっとした会話のリアクションやそれを応用することでスピーキングの能力が高まるのではないかと思います。少しでも多くの学生に、留学に行ってほしいと心から言えるほど、私のカナダ留学はとても価値のある最高の物でした。

このページのトップへ