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チチェスターカレッジ留学体験記

外国語学部英語学科 花本真理子


出不精で国内旅行もままならなかった私が、言葉もまともに通じない海外で半年も生活できたことを今でも不思議に思います。
私の留学生活は決して順風満帆ではありませんでした。ホストマザーとのトラブル、手続き不備によるクレジットカードの使用不可に、海外パケットを侮ったがゆえの高額な携帯料金請求、むこうで買ったシャンプーが合わず髪がごっそり抜け落ちたり、不眠症で夜寝られない日々が続いたり、果ては通りすがりのイギリス人に突然絡まれたことも…。1つの問題が解決するとまた別の問題が発生するので、その度に一喜一憂したものです。それ以外にも、ホストマザーが10日間ほど旅行に出かけるにあたり、その間家に私一人を残しておくのは不安だという理由で超短期間のホストチェンジも経験しました。「エッ、そんなことできるんですか?」と言いつつ、内心面倒臭いことこの上なかったのですが、新しいステイ先が元のステイ先とほぼ同じ環境(ホストマザーとの2人暮らし、個室+私専用のシャワールーム&トイレ付き)だったことと、そこのホストマザーがとても素敵な方だったこともあって、結果的にはとても良い経験になりました。ただ引越し当日、イギリスでは記録的な大雪に見舞われ、「徒歩圏内だから」と高を括りタクシー代をケチった私は途中で方向感覚を失い、カレッジから2、3分の地点で30分ほど遭難するという事態に陥りました。寒いわ暗いわ誰もいないわキャリーケースは転がらないわで、イギリスに来てあの時ほど心細かったことはありません。ちなみに最初のホストマザー(75歳)とのトラブルですが、彼女との悶着はもはや日常茶飯事で、些細なことから理不尽なことまで、すべて書き出すと誌面をはみ出してしまうほどです。元・ナースというだけあって世話好きで面倒見もよく、根はとても良い方なのですが、一方でとても頑固で気が強く、なんだか嫁と姑のような関係でした。そしてそんな紆余曲折あったホストマザーとの最終日は、迎えのタクシーが到着しているにもかかわらず前の晩にパッキングの途中で気を失い寝坊して嵐のように去っていった私を半笑いで見送る、という感動もへったくれもない状況で半年間の同居生活に幕を閉じました。
ホームステイ先の居心地がそこそこだったので、私はカレッジが大好きでした。友人はもちろん、とにかく先生には本当に恵まれたと思います。帰国する際に「困ったことがあったらいつでも連絡してね」とわざわざメールアドレスを教えてくださった先生、メッセージカードを書いてくださった先生、中には“皆勤賞のご褒美(?)”と言ってチョコレートをくださった先生も。そして一番の思い出は、なんといっても「恩師」と呼べる先生と出会えたことです。彼女はいつも私のことを気にかけてくれて、そして励ましてくれました。もちろんこれまでに数え切れないほどの学生を教えてきた訳ですから、彼女にとって私はその中の1人に過ぎないかもしれません。しかし彼女がいたからこそ、私がそれまで抱いていた英語に対する考えをすべて払拭することが出来たのです。
イギリス生活にもすっかり慣れたある日、私は突然自分のリスニング力に不安を抱きました。カレッジの先生の英語は概ね聞き取れるようになったのに、それ以外のネイティヴの英語は一向に聞き取れるようにならなかったのです。留学からすでに3ヶ月が過ぎた頃でした。「この3ヶ月間、私は一体何をしていたのだろう…」と本気で落ち込みました。その様子は自然と周囲にも伝わり、心配から声を掛けてくれた彼女に、私は不安を打ち明けました。すると彼女はただ一言。『あのね、練習するしかないわ。』
その言葉を聞いて「そうか、練習が足りなかったのか」となんだか妙に納得し、と同時に「なんて間抜けな質問をしたのだろう」と恥ずかしくなりました。英語が速くて聞き取れないのは、そのスピードについていくための練習をしていないから。こんな当たり前の事に気付けなかったのは、努力しなくても生活の中から自然と身に付いた英語力に胡座をかいていたからだと思います。
ところで私は物心ついた時から絵を描くことが好きで、誰に教えてもらうでもなく自己流で今日までダラダラ続けてきたのですが、時折「だめだ才能ないな」と放り出してしまうことがありました。絵ってどうやって描くんだっけ、と思う度にとりあえず技法書を読んでみたり、再び模写から始めてみたり、違うジャンルの芸術に触れてみたり…。そうして色々なことをしているうちに、いつも知らず知らずのうちにスランプ(?)から脱出していたのです。
きっと英語も同じで、聞き取れない理由はなんなのか、聞き取れるけど理解できないのはなぜなのか、英文が読めないのは文法の問題なのか単語の問題なのか、はたまた知識不足なのか…など今の自分に足りないものを少しずつ補っていくことでしか上に上ることは出来ないのだと思います。螺旋階段のように、上っていてもしばらくは同じような景色が続くので、途中で「同じ所をぐるぐる回っているだけなんじゃないか」と不安にもなることもありますが、3周目、4周目くらいまで上ってみてようやく「スタートからこんな位置まで来たんだなあ」と実感することが出来るかもしれません。留学でその部分に気付けたことが、今回、私にとって一番の成果だと思います。

外国語学部 英語学科 吉永有花

私がイギリス・チチェスターで約3カ月過ごしてたくさん成長することができたと思います。私は高校生の時にオーストラリアでファームスティしたこともあり、出発前や飛行機の中で不安というものは感じませんでした。専用車がチチェスターに着いて、どんどん他の学生がホスト先に降ろされ、私が最後の一人でした。その瞬間に急に不安になりました。あ、本当に一人なんだと感じました。
最初の一週間はクラス分けテストや先生方が町を紹介してくれたりしました。次の週からはクラスが決まり、午後の授業も始りました。午前中の授業は主に教科書を使って文法をやりました。内容は中高でやった内容なので簡単に理解できるのですが、英語で説明することがとても難しかったです。簡単なことなのに話せないことがとても悔しかったです。ですがクラスの雰囲気もとてもよく、だんだんと失敗を恐れずに発言できるようになりました。クラスにはスペイン、フランス、クウェート、韓国、香港、キプロス、フィンランドなど色んな国からの学生がいました。最初はHow are you? だけで会話が終わってしまっていたのが、だんだんとそこからお互いの国の話や週末の話などができるようになりました。3ヶ月目には英語でプレゼンもやりました。うまくできたとは言えませんが、経験できてとてもよかったです。クラスメイトとの会話も最初は単語がお互いに聞き取れず書いたり、それでも伝わらないと諦めてしまったりすることもありましたが、それでも頑張ろうと、たくさん話すことで自分の英語が伝わった時はとてもうれしかったです。
午後はActive EnglishとTravel & Tourismという授業をとりました。Active Englishはゲームをしたり、短い物語を聞いて実際に自分たちでマネして読んだり、映画を見たりしました。Travel & Tourismは、旅行に関することを勉強しました。ホテルの設備や、receptionやレストランでのやりとりの会話、移動手段、プレゼンもやりました。また、スペイン人の友達が多かったので、スペイン語の授業もとりました。日本語を勉強しているスペイン人の友達と教えあいました。たまに国に帰ってしまう友達のお別れパーティーをやったり、クリスマスパーティーをやったりしました。スペイン人の子がダンスを教えてくれたりしました。私はとてもみんなとても温かいなと感じました。いってらっしゃいの変わりにHave a nice dayと毎日ホストファミリーが送りだしてくれて、すごく良い気持ちで毎朝出かけられました。挨拶するときに、hugしたりkissしたり最初はとまどいましたが、このようにたくさんの文化の違いを実感できました。
最初のホストファミリーが合わなくて変えたのですが、2つめのファミリーはとても良くしてくれました。私がナイフとフォークは使いにくいと言ったらお箸を出してくれたり、日本食が恋しいと言ったらお味噌汁を出してくれたり、とても嬉しかったです。色んな人と接することで英語以外にもたくさんのことを学びました。留学して日本はとてもいい国だなと感じました。日本のサービス精神、ホスピタリティ精神は素晴らしいなと実感しました。留学を通して日本に、そして自分が日本人であることに誇りを持ちました。失敗を恐れず積極的にもなれたと思いますし、社交的にもなれたかなと思います。これからもイギリスで学んだことを忘れずに頑張っていきたいとおもいます。

外国語学部 応用コミュニケーション学科  

私にとって、半年間の留学は夢の様な毎日でした。時間が過ぎるのが非常に早く、あっという間の半年間でした。毎日が凄く楽しく、生き生きとしていて充実していました。ホストファミリーも先生方も友達も本当に優しく、おもしろく、素晴らしい人ばかりでした。本当に楽しい幸せな毎日でした。「一期一会」という言葉がありますが、留学を通してまさにその通りだと痛感致しました。「人との出会いを大切にしなければいけない」と強く思う様になりました。また、ネイティブの様にスラスラと英語を話せるようになりたいという目標を持って日々努力していました。留学を成功させるのは全て自分の「努力」次第です。留学中、常に日本人と過ごし、英語ではなく日本語を話していては英語力は伸びるでしょうか。私は、毎日ホストファミリーと会話をし、また友達と休み時間も一緒に過ごし、英語を話す機会を自ら作っていました。私は、留学は行ってからが大切であり、そこからが本当の「勝負」だと感じております。今回の留学は、自分の努力が「実」となり、私にとって一生忘れることの出来ない、かけがえのない、素晴らしい体験となりました。留学を振り返ってみても、本当に素晴らしい想い出ばかりです。留学を通して得たものは非常に大きく、私にとって一生の宝物です。また、自分自身を強く、成長させることが出来たと感じております。留学を支えて下さった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

外国語学部 応用コミュニケーション学科 清水 あきほ

 私はイギリスで留学は絶対挑戦したいと思っていました。約6ヶ月間も、英語教育最先端の国イギリスに行くのには楽しみでもあり、不安もありました。ホストファミリーとは英語でしか会話は通じませんし、日本語と全く違う英語で話すということはとても難しいことです。しかし実際行ってみると楽しいことだらけでした。うまく通じないときもジェスチャーを使ったり、簡単な単語を使って説明したりとスピーキング力が上達したと実感しています。さらにインターナショナルなカレッジだったのでいろんな人とふれ合い、いろんなことが学べました。文化の違いや、外人との交流など今まで日本では経験できないことを現地で充分に体験してきました。ホストファミリーはとても優しくしてくれて、お話もたくさんしたり、一緒に旅行に行ったりと充実した日々を過ごす事ができました。あちらのカレッジでの授業は日本でやるのとは違いました。日本では、英語の文法や音読を集中して勉強していきますが、イギリスでは、スピーキング力、リスニング力を中心に進めていきました。自分の意見を言い合うなど、何事にも英語で喋るという自信をつけることができます。先生も親切で、多くの生徒と仲良くし、とても心地良い環境で英語を学ぶ事ができました。ほかにも個人で選択できる科目もあり、自分の視野を広げ、いろいろなことに挑戦することもできます。
 さらにとても良い経験だなと思ったのが、多国籍の人と友達になれたことです。先ほども言ったようにインターナショナルなカレッジだったので、ヨーロッパ系の人、もちろんアジア系の人とも友達になり、いろんな人と交流ができました。一緒に英語を勉強する者同士なので良い刺激になったと思います。
こんな貴重な体験をさせて頂いた杏林大学、UTSの方にはとても感謝しています。このカレッジに留学をしてよかったと心から思います。

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