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シアトルセントラルコミュニティーカレッジ留学体験記

外国語学部 応用コミュニケーション学科 福田 杏

幼い頃から留学が夢だった私にとってアメリカ・シアトルでの6ヶ月間は本当に最高のものになりました。
帰国した今は、アメリカで過ごしたことが夢だったかのように感じます。 とはいっても、出発の日は不安と緊張の気持ちでいっぱいで8時間半のフライトは一睡もできずに私の留学は始まりました。
空港ではホストファミリーが用事でこられないということで、ホストマザーの友達が迎えに来てくれました。
緊張が続きながらも、6ヶ月間お世話になる家に着いたときはとても立派な家で驚きました。 私の使う部屋を案内されると、机には私のためのバスタオルや寝巻き、置手紙があり、緊張していた私をとても安心させてくれました。
ファミリーが帰ってきた時、マザーが「よく来てくれたね」と初対面なのにハグをしてくれました。
また、夜にはマザーが「私のお気に入りの店につれていってあげたい」とアイスクリーム屋さんに2人で行きました。しかしながら、最初の1週間は、言いたいことが伝えられない・聞き取れないストレスとホームシックの日々が続きました。そんな私の様子に気づいたのか、マザーは仕事に疲れているにも関わらず「大丈夫かい? 私の娘になんだから甘えていいのよ」と夜、私のためだけにホットチョコレートを作ってくれて肩を抱いてくれました。 そんな優しさに涙がとまりませんでした。

学校では1クラス15人程度の少人数クラスで国を超えて仲良くなりました。
お互いの国のこと、言語を教えあったり、放課後はパーティーをやったり、現地には幅広い年齢層の学生がいますが、年齢関係なく良い関係を築くことができたとおもいます。 また現地での日本人は少ないため、英語を学ぶには最適だとおもいました。 クラスでたった1人の日本人だった為、日本に関することを先生や生徒から聞かれることが多かったです。そこでやっと自国に対しての知識がないことを気づかされ、恥ずかしくなりました。 シアトルはスターバックスコーヒーの1号店があり、カフェラテ発祥の地で有名でいたる所にコーヒー店があります。 授業後は友達といろんなコーヒー屋さんに行き、たくさんのことを話し、本当にたのしいものでした。

シアトルでの生活が慣れ始めた頃、ホストファミリーは私がシアトル・マリナーズの試合を見たがっていた事を知り、わざわざシーズン終了間際のチケットをとってくれ、観戦しに行きました。間近で見るメジャーリーグは本当に迫力のあるもので、イチロー選手の打席の時、スタンディングオーベーションで観客全員が応援しているのを見て、同じ日本人として誇りにおもったと同時にイチロー選手の凄さを身にしみて感じました。

 中でも、楽しみにしていたクリスマスではホストファミリーで毎年、作っているといって本物のお菓子の家をつくり、大きなクリスマスツリーをファザーは買ってきました。 クリスマスの朝、サンタが来たと言ってマザーはみんなを起こすとイブの夜、暖炉の前にかざったそれぞれの大きな靴下の中・ツリーの麓にはたくさんのプレゼントがありました。 ホストファミリーは本当の娘のように接してくれ、私を呼ぶ時は「sweetie」
「honey」と呼んでくれた事が何より嬉しく、毎週いろいろな所へ連れて行ってくれました。

このシアトル留学プログラムは他のプログラムより現地で自分の力でやらなくてはいけないことがたくさんあり、苦労し、トラブルにあったことも多々ありましたが、それが自分にとって非常にいい経験になったことは間違いないし、このプログラムに携わっていただいた方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、東日本大震災時、アメリカにおり、多くの国の人たちが日本を自分達の国で起きたかのように心配してくださいました。 それまでは、世界とはいろんな人がいていろんな考えがあって広く大きいものだとおもっていましたが、震災を機に世界は1つなんだと強く実感することができました。
このシアトルで出逢った人達との出会いを大切にし、またいつか近いうちに半年間過ごしたシアトルへ帰りたいです。

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