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香港中文大学留学体験記

外国語学部 英語学科 黒澤大輔

香港で最も強く感じたことは、英語=グローバル語ということです。
私が香港留学へ行くといったとき多くの友人から「英語学科なのに中国語をやるの?」というような声をたくさんかけられました。広東語と英語が公用語の香港ですが、正直行く前はどのくらい英語を使えるのか不安でありました。しかし香港についてすぐにその悩みは解消されました。私が9か月間を過ごした香港中文大学には、500人以上の留学生がおり、アメリカ、ヨーロッパやアジアなど数えられないほど本当に多国籍な学生たちが集まるまさにグローバルな場所でした。その環境下での留学生たちを中心とする会話はすべて英語、冗談交じりに習いたての中国語を使ったり、自国の言語を教え合ったりといった具合の毎日でした。未熟な英語しか話せない私には、国籍など関係なくすべての友達が英語を使うので、なんてことない日常会話でも大いにレベルアップに働いたと感じています。
最初は英語が中々口からでてきませんでした。しかし、時間が経つにつれてリスニングの理解度が増していきました。ある時期になると友人たちともだいぶ親しくなり、だんだんと気を使わず・ミスを恐れずに英語を使えるようになりました。そのころからの外国語での会話は本当に楽しいと感じる日々でした。わからない単語があっても、簡単な言葉と身振り手振りを使って表現する。そのわからない単語を教えてもらい、それを覚えて次から使えるようにする、といった具合に自分の中でもできることが確実に増えていると実感もできていました。その中で感じたことは、コミュニケーションは伝えたいことが先にあり、言葉はあとから出てくるものだということです。もちろん語彙力はある方がいいに決まっています、でも知らない単語のせいにしていたらいつまでも言語は伸びないと感じました。
授業は、1学期は英語・中国語を中心に、2学期は中国語と大学の授業ビジネスの授業を履修しました。初めての「英語を学ぶ」ではなく、「英語で学ぶ」授業、難しさは想像をはるかに上回るものでした。日本語にしたらどうってことない言葉も調べなければならないことがたくさんありました。不透明な単語が問題文に2、3個出てきただけで、その問題の内容が一気にわからなくなってしまうことも何度もありました。そんな中でもしっかりと予習し、理解のできているというところは、大苦手の記述問題でも点が取れていることで成長を感じることができました。
私にはこんな小さなことが本当に毎日の喜びの連続でした。いままで日本にいた自分との間に距離のあった「英語」を使って生活をしていることがとても新鮮でした。しかし、それが当たり前の現代を目の前にし、英語の重要性を改めて肌で感じた。新しい経験に満ち溢れ、今まで意識をしたことのなかったことに気づかされたりもする、とても充実した9か月でした。
香港の留学生活で学んだこと・感じたことを忘れずに、自分の進路に向けて残りの大学生活を頑張ろうと思います。
最後に、ご指導いただいた先生方・留学スタッフの方々、相談に乗ってくれた家族・友人にとても感謝しています。本当にありがとうございました。

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