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北京第二外国語学院留学体験記

2011年2月〜2012年1月まで交換留学した学生の体験記を紹介致します。


外国語学部 中国語・日本語学科  石川 喜勝
 私は、去年の2月から今年の1月の約一年間、中国北京市の北京第二外国語学院へ留学に行きました。なぜ、留学に行こうと思ったのか。それは、中国語の語学力の向上はもちろんですが、大きな目的として今までの自分を変えてみたかったからです。私は、13年間サッカーばかりをやってきて、正直な話勉強はまじめにやるほうではありませんでした。そこで、この大学期間中に何かサッカー以外のことで私はこれならできる、私にはこんな一面がある、そんな新しい発見をしたくて、この留学を決めました。ちょうど、去年の一月頃私は不安ばかり積もっていました。海外に行った事はありましたが、旅行程度でした。そんな私が留学に行き、現地の人やほかの国の人とうまくコミュニケーションが取れるだろうか、授業にはついていけるだろうか、そんなことばかり考えていました。
 そしていざ北京での留学が始まりました。授業は、すべて中国語。クラスメート20人ほどいる中、日本人は2人程度。そんな環境の中、初め私は全く授業についていけませんでした。先生がどこの問題をやっているのか、自分はどの問題を当てられているのか、それすらわかりませんでした。しかし、そこで自分を変えたのは「はやくいろんな国の人と中国語を使ってコミュニケーションをとれるようになりたい、先生の言っていることを理解できるようになりたい」そういった気持ちからでした。友達同士の会話も常に辞書を使っての会話。これが当たり前でした。そんなことを続けているうちに、周りの外国人の友達も増え始め、いつの間にか先生の言っていることも理解できるようになりました。新しく学んだ単語や文法を用いて、友達や先生と会話が成立した時、これまで以上に自分の中で感動したことを覚えています。また、そういった新鮮味のある感動があったため、留学前まではただの勉強としか考えていなかった中国語も、大袈裟に言ってしまえば、楽しく学べるひとつの遊びの一種なんだと考えられるようになりました。
 私は、留学中たくさんの経験をすることができました。今まで興味を持たなかった他国との文化の違いや性格の違い、そういったことに興味を持つことができました。日本人と中国人とでは、文化や性格はほとんどと言っていいほど違います。なぜ、日本人はこうするのに中国人はこうするんだろう。日本では当たり前にやってることを、中国でやるとなぜ周りの人は、変な目で私を見てくるんだろう。そういったことは多々ありました。しかし、そういったことも日本にずっと住んでこの留学に来なかったら、絶対に経験できることではありませんでした。他の国の人たちと自分の国について話をしたときに不思議に思うことや、腹が立つことはもちろんあります。しかしそういったことは他国に行ったら、当たり前のようにあります。寧ろ私は、そういった日本といろんな面で違う国に行ったほうが得られるものは大きく、面白いと思いました。また、その国に留学したらその国の中で旅行するのも非常に面白いです。わたしは、韓国人の友達含め五人ほどで上海、南京、西安、洛阳へ旅行に行きました。中国の中でも北京の事しかしらなかった私は、また旅行へ行き、いろんなことを感じました。同じ中国の中でも、建物の造りであったり、方言もまた違ってきます。そういったことも含めて留学中アクティブにいろんなところへ行ってみるのは、非常に勉強になります。
 今思い返せば、留学へ行くと決めてから日本に帰ってくるまでの一年間はほんとにあっという間だったなと感じます。しかし、これほどまでに濃い経験をした一年間はなかったなと私の中では思っています。この留学に行くに当たって、協力して下さった先生方や交流センターのみなさん、そして家族にとても感謝しています。この一年間での経験を生かして残りの大学生活を有意義に過ごしていきたいと思います。

外国語学部 中国語・日本語学科 山﨑 千尭

 私は1年間中国北京市にある北京第二外国語学院で留学生活を送りました。この1年間で私は多くのことを吸収し様々な国の人たちとコミュニケーションをとったことで視野が広がり、中国語だけではなく多くのことを学ぶことができました。日本を発つ前夜は期待よりも不安で眠れませんでした。でも今思うとなんで不安なんて思っていたのだろうと思います。それくらい私は日本人の友達、外国人の友達、留学先の先生方に恵まれていたのだと思います。
 北京に着いて2、3カ月は、他の国の人達とはほとんど、コミュニケーションを取ることができませんでした。相手が何を言っているのか聞きとれなかった、言いたいことを言えなかったからです。これは授業中も同じで、授業内容が分からなく苦戦しました。しかし授業以外でも中国語を使うようにしたり、外国の友達と会話する時、分からない単語が出てきたらすぐメモしておくなど、自分なりの工夫をし続けていたら、耳も慣れてきたのか、周りの人達の言っている事が分かるようになり、自分も言いたいことを言えるようになりました。相手の言っていることが分かってくると中国語で外国の友達と会話をするのが楽しく、しかたありませんでした。しかし、同時に日本のことを中国語で説明することが難しく、自分の国の文化のことなのに、答えが分からないことが多々あり、自国のことを知らなすぎるとも思いました。留学生活の中で印象に残こったことが幾つかあります。まず1つは東日本大震災が起きた時のことです。私が家族と連絡が取れたのは、震災1週間後でした。その間、不安でしたが、そんな私をみんな心配してくれました。日本人はもちろん先生方、外国の友達たち、その時みんなの優しさのおかげで少し不安が取り除かれました。また大学で追悼式も行われ、私たち日本人は、募金活動をしました。国籍の区別無く、皆が日本の為にしてくれたことをこれからもずっと忘れません。
 2つ目は万里の長城を登ったことです。中国に行ったら必ず登りたいと思っていたけれど実際行ってみたら、1回登ったらもう充分だと思いました。急な坂道をひたすら登らなければいけませんでした。きつい坂道をひたすら歩いたからか、目的地についたときの達成感はものすごかったです。
 3つ目は上海に旅行に行ったことです。すべてを自分たちで決めて旅行をするということを初めてやったのですごく楽しかったです。ガイドブックを見ながら暑い中、街中を歩きました。なかなか宿泊先が決まらなかったので、決まった時を友達と凄く喜びました。こうした経験はこの先日本ではないと思います。他にもたくさんの思い出があるのですが、書ききれません。それくらい毎日を楽しく有意義に過ごすことができました。
 語学留学するということは私の1つの夢でした。その夢を叶えられるよう協力してくれた家族、機会を与えてくれた先生方には凄く感謝しています。ありがとうございました。北京での1年間で自分が得たこと、中国語はもちろんのこと、文化の違い、考え方、友達、それらを大切にし、無駄にならないようにこれからも一生懸命勉強に励み人間関係を大切にし、頑張って行きたいと思います。北京での留学生活は私の人生の財産の1つです。

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