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[海外研修]タイ研修(2015/3/5〜3/12実施)

○ 「タイ研修」 2015/3/5〜3/12
 外国語学部英語学科 徳永紫音さん

 今回の研修は、タイ最北県であるチェンライで山岳少数民族の文化に触れ、彼らの抱える社会問題の理解を深めることを目的としたものだ。NGOのミラー財団を中心に活動した。多くの時間を個人でボランティアやインターンに来ている日本人と行動を共にしたため、情報も入り良い刺激をもらえた。チャイルドケアセンターで子供達とふれあう際は、過去のボランティアノートを見ながら自分達で何をするか考え、準備をしていく。私達の場合、「しあわせなら手を叩こう」などの日本の手遊びと、事前に大学で作ったお面とお花の腕輪を用意していった。子供達が出来あがったもので楽しそうに遊んでいるのを見て嬉しく、また安心した。

 タイの山岳少数民族は、国籍が取れずに適切な医療を受けられない、学校に行けない、職に就けないといった差別を受けている。また近代化に伴い、彼らの生活環境も変えざる負えなくなっている。現金収入の大部分を占めていたケシ栽培と焼畑を禁止し、政府によって低地に定住化されたことで、山地民は新たな土地の開墾が実質的に不可能な現状となった。現在は以前に比べ、山地民でも大学に行けるなど生活は楽になったが、まだ彼らに対する差別意識は強く残っている。そうした中でのラフ族、アカ族の村でのホームステイでは得ることが多かった。2時間道なき道をトレッキングした先には、竹で造られた高床式の家が並んでいた。ホームステイ先のお父さんと言葉でコミュニケーションをとることは難しかったが、ジェスチャーで気持ちを伝え合い、ギターを弾いたり歌を歌ったり楽しい時間を過ごすことができた。また、村の子供達は私達の持ち物に興味津々で一緒に絵を描いたりして遊んだ。日本での生活環境とはかけ離れており初めは戸惑いと不安が大きかったが、現地の生活に日を重ねるごとに慣れていき、時間がゆっくりと流れているようで快適さを感じていた。

 チェンライの大学で日本語を勉強している学生と交流したことが、一番印象深い思い出だった。日本語でゲームをしたり、夕食を一緒に作ったりと楽しい時間だった。チェンライの学生が日本を好きでいてくれて勉強していることを知れてとても良かった。私も彼らから良い刺激をもらった。

 今回の研修では、普段日本では体験できないことばかりの貴重な経験をさせてもらった。便利な物に囲まれていることだけが本当に良いことなのか、本当の意味での幸せを深く考えることができた。また、私達、先進国の行いが山岳民族の生活に間接的にでも影響していることを知り、自身の生活を見つめなおす機会でもあった。今後は、今回得たことを周りの人に発信していくことが務めだと感じている。出逢った全ての人に感謝をしたい。



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○ 「タイ研修」 2015/3/5〜3/12
 外国語学部観光交流文化学科 鈴木春香さん

 今回の研修では語学や机に向かう勉学よりかは体を動かして経験や体験し学ぶことがほとんどでした。杏林大学からの研修参加者は2人だけでした。少人数だったためNGOに個人でボランティアに来ていた大学生の方々と一緒に活動しました。主な活動としては、タイの大学で日本語を学ぶ学生さんたちと1泊2日で行った日本語キャンプ、山岳民族のお宅にホームステイ(ラフ族とアカ族に一泊ずつ)、チャイルドケアセンターでの子供たちとの交流の3つです。日本語キャンプではタイの学生さんとともにゲームをしたり一緒によるご飯を作ったり夜にはダンスを踊ったり歌を歌ったりしました。私はこの日本語キャンプがタイ研修の中でもとても印象に残っていて同年代の学生さんとの交流で楽しかったことももちろんですが、タイの学生たちの熱心に学ぼうとする姿勢や礼儀正しい態度にとても感心しました。彼らは日本語学科ですが実際に日本人が来てコミュニケーションをとる機会があまりないといっていました。だからか積極的に知っている日本語でコミュニケーションを取ろうと努力してくれました。間違った言葉でも頑張って伝えようとしてくれたし時には辞書で調べてきていた子もいるし絵で伝えてくれた子もいました。私は自分が逆の立場であったら言葉が通じないというだけでなんだか話しにくいなとあまり積極的にはなれないし、話が伝わらなかったら伝えることを諦めていると思います。だから今回の日本語キャンプの経験は自分にとってとても刺激的だったし積極的なタイの学生の姿勢を学びました。

次に山岳民族のホームステイですが、まずラフ族という山岳民族の村に泊まりました。ラフ族の住む家は竹で組まれた平屋のような家でした。ラフ族の村では竹で編んだ籠と手で編んだミサンガを作りました。日本ではできない経験でした。そうして編んだミサンガやバックなどを観光客に売っているそうです。材料や必要なものは自然からとってきているようでした。竹もそうだしバナナの葉を使った皿などたくさんありました。次の日に泊まったアカ族の村はラフ族とは違いコンクリートやタイルの家が結構ありました。アカ族の村では民族の伝統衣装を着せてもらいダンスを踊りました。銀を主に使った衣装でビーズなど細かいところまできれいにできていて着させていただいてとてもいい経験をさせてもらいました。ホームステイで学んだこととして二つの村に共通していえることはとても文化を大切にしているということです。文化的な話や観光面での話もたくさん聞きましたが村自体が家族のようだし誰もが自分の生活や文化を尊重しているようでした。観光客もたくさん来るようで自分たちの文化を伝えて知ってもらおうという観光地として復興があるようでした。観光地化していくことによる文化の破壊があまり見られないのもすごいと思いました。ただ観光客が沢山これからも増えていくと静かに暮らしたい民族の人たちにとって観光地化はあまりよくないのかなと感じました。今回ホームステイで一番感じたことは日本のようにすべてが簡単にできる国にいるとタイの山奥での生活は自分の普段の生活と比べて違いすぎて戸惑うことが多かったということです。その分自分の生活がどれほど恵まれすぎているかを感じました。

 チャイルドケアセンターでは子供たちと手遊びや工作をしました。日本でいう保育園のようなところで2〜5歳の子供たち子供たちと一緒に活動をしました。とてもなついてくれて日本の歌でも覚えて一緒に歌ってくれました。

 書ききれないほどたくさんの経験を今回のタイ研修で学びました。山岳民族の歴史や文化を肌で知ることができたし沢山の文化の違う人とコミュニケーションをとって「受け入れる」ことの大切さも少しわかりました。今回で終わりでなく今後もっと理解を深められるよう学びたいと思います。

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