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上海インターンシップへ参加した学生の体験記を紹介します

2016年 上海インターンシップへ参加した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2016.8~2016.9
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外国語学部中国語学科 青木真瑚

 2016年8月23日から上海环球金融中心观光厅(森ビル)にてインターンシップ研修に参加しました。私の他に拓殖大学から二名来ていました。22日当日は三人で責任者の日本人の方に挨拶をした後、支給された制服に着替えてそれぞれ中国人の現場担当の方に連れられ仕事場へ行きました。一人は低層のフロント勤務、私ともう一人の方は高層100階で記念撮影と記念写真の販売に配属されました。ちなみに三人一緒の時間に勤務したのはこれが最初で最後の日でした。
 仕事についての説明を聞いているとき、中国人の担当の方が喋る中国語が早くて、何を言っているのか本当にさっぱりわかりませんでした。少し聞き取れる単語をつないでこういう意味かな、と推測することしかできずこれから先やっていけるのか心配で不安を覚えました。
 100階で働いていたのは20代前半の学生を卒業したての方ばかりでした。まずは仕事をどう進めていくのか同僚の人についていき仕事の手順などを説明してもらいましたが、彼が何を言っているのか本当にわからず会話が成立していない場面もありました。ですが同僚の方たちは本当に親切で何を聞いても嫌な顔をせずに教えてくれて本当に感動しました。
 私が主に行った仕事内容は記念撮影の勧誘、記念撮影するお客様の写真撮影、お客様の映る位置の配置、また隣のカウンターで写真販売、などをしていました。最初は慣れないことも多くまた聞き取れないこともあったので、どういう意味なのか説明してもらったり同僚の人に持参のメモ帳にわからない単語を書いてもらったりしていました。
最初は全然聞き取れなかった中国語も聞き取れるようになっていくのを実感しました。留学中は若い世代の若者言葉が聞き取れずとても苦手だったのですが、このインターンシップで克服することができました。またある程度中国語を聞いた時に地名や固有名詞が漢字として頭に浮かんで少しだけ認識できるようになったことが今回の大きな成長点だと思います。
 ここでの仕事は早番と遅番分かれていて、早番が8:00~17:00、遅番が12:00~21:00まで。時間が二つに分かれていて私はほとんどが早番でした。9時間労働のうち、一時間が昼ご飯休憩で、もう一時間が休憩となっていましたが、一時間の休憩は20分単位で分かれており、20分休憩が五つ設けられている状態だったのですが、休憩室が90階にあり、往復移動時間だけで5分はかかるので実質休憩時間は12,3分程度でした。支給されたサイズの合っていないヒールを履いて一日中歩き回るので足が物凄く疲れるため、家に帰宅したらベッドに倒れるように眠る日々を送っていました。
 このインターンシップを通じて思ったのは中国人の接客態度です。一応日系企業だったので他の中国人よりは良い接客でしたが例えばおつりの渡し方、お客様に対し真顔で対応など、日本の接客とは少し違うと思いました。
 今回のインターンシップは体力的にも語学力向上のためにもとても成長できた経験になったと思います。ただ本当にありがたかったのは、先ほども言ったように現場の同僚や上司の方がとても親切に接してなんでも教えてくれたことです。お客様に対応しているときもわからない単語があって「私は実は中国人ではなくて日本人なんです」というとその方は笑顔で「あらそうだったの、すごいわねえ一緒に写真撮りましょうよ」といって逆に写真を撮られたことも数回あって、人のやさしさが溢れた現場でした。もしもう一度チャンスがあるのならまたもう一度行きたいです。ただ、10日間は短いと思うので一か月かせめて二週間くらいやりたかったなと思っています。


渡航期間:2016.8~2016.9
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外国語学部中国語学科 直江琴音

 今回私がインターンシップに行き、感じたことは主に文化の違いです。中国語はまだ勉強不足なのは分かっていて参加しました。ですので語学力の向上よりも文化の違いを学び、双方の経営形態や、マナーも学ぼうと考えていました。
 まず文化の違いで驚いたことは、日本では電車内でぶつかる と舌打ちする方が居ます。よく見かけますが上海では2週間で一度も他人に対する悪口や悪い態度を見せない方が多いと思います。驚きました。日本人は臆病者でもそのようなことをすることが多いですが、どのような方でも常に気を強く張っている所為なのか、他人のことは気にしないというような態度が多かったです。それを聞くと冷たいのかと思いますが、全く違いました。日本人です、と言うと、よく来たね、空気は汚くない?楽しい?いらっしゃい!など温かい言葉をかけてくれます。正直中国にはいいイメージは持っていませんでした。もちろん、中国人も日本にいいイメージは持ってい ないから少し気をつけようと思っていたのですが、日本人だからとよけ者にされることは一度もなく、寧ろ歓迎していただいたことが多かったです。有名な飲食チェーン店でも、地元の小さな小籠包屋さんでも、拙い中国語で注文して聞き取れないと、わざわざ隣のお店に日本語ができる人を探してくれたり、英語でコミュニケーションを取ろうとしてくれたり、嫌な顔1つもせずゆっくりコミュニケーションしてくれました。とても感動しました。この体験は実際に自らの力で街中を歩かないとできない体験だと思います。また、マナーについてですが道端によくポイ捨てされている、など聞いたことありますが、少し空気が汚く道も年数が経っているだけでポイ捨ての数は日本の方が多いと思います。毎日朝にはおばさんたちが道の掃除をしていたり、きちんと落ち葉も綺麗になくなっています。日本のメディアは現状を見てニュースにしているのか疑問になるほど綺麗だと感じました。
 会社でのマナーで驚いたことは敬語がないということです。日本人の方も沢山いらっしゃった職場だったのですが、皆さん敬語なしで話されて居ました。私たちはもちろん敬語でお話しさせていただいていたのですが、中国人の方には敬語はいらない、ギスギスしちゃうでしょう?みんなで笑って話そう、と、とても職場の雰囲気が良く驚きました。日本だと年功序列がとても目立つ社会ですが、中国では年功序列よりも実績、そして職場の雰囲気をよくすることが重要なのだとわかりました。私は 中国の社会形態がとても気に入ったので、中国ではとても働きやすいのだろうと感じました。
 また、残業もないらしく、とにかく家庭を大切にする国だと知りました。男性もお子様の面倒を見ることが多く、日本だと夜から深夜の電車は飲み会後のサラリーマンだらけですが、実際に中国ではガラガラの電車でした。日本では一番混んでいる時間帯にみんなは家に帰って家族サービスをしていると聞き、とても素敵な文化だと感じました。
 私がインターンシップに行った先の東和公寓さんは、とてもやる仕事が多く最初は何から始めていいかわかりませんでしたが、フロントの皆さんの気さくな話し方で緊張も解け、仕事を徐々にこなしていくことができました。一番大変だった仕事は夏祭りの本番です。当日は晴れの予報だったのですが、突然の雷雨で皆さんびしょ濡れになりながら撤収準備をしていました。ここで私が少し不満に思ったことは、中国の方は万が一に備えて雨が降った時の対策を練らないのだと思いました。日本なら晴れでも万が一に備えて対策を練るでしょう。中国では万が一という言葉がないのか、と思うほど 全く何をしていいか正社員の方もわからず、おどおどしているか、ずっと立ち尽くしているだけでした。私たちはその状況に驚き、自らやること、できることを探して復旧準備に取り掛かりました。中国ではやる人とやらない人の差がとても激しかったことも印象深かったです。中国人の仕事のやり方はチャレンジ精神が少ないと感じました。わたしはやってみたいと思ったことは全てチャレンジしたい、と思うタイプなので中国でも自ら〇〇やってきます、〇〇行ってきます、などやっていましたが中国の方は全くそのようなことが無く、仕事を楽しもうとする精神があまり感じられなかったです。仕事の環境は最高で、仕事場の雰囲気も最高なのに何かにチャレンジしてみようということをしてみてもいいのではないのか、と思いました。 もしわたしが中国で仕事をするとすれば、何かしら誰もができることでは無く、自分がやりたい、自分しかできないような事業やサービスを考えると思います。日本ではこのようなことを考えなかったのでこれもインターンシップで学べた結果です。わたしはサービス業や、営業をアルバイトでしているので、それを生かして日本人の方に綺麗な敬語で話すこともできました。日頃のアルバイト経験も 中国で活かせてよかったと思っています。 帰国後アルバイトが始まりますが、中国で学んだことを活かし、また、中国で上がったサービスに対するモチベーション、語学力をもっと向上させたいと言う気持ちを忘れず生活していきたいです。中国で刺激されたことはこの上記のこと全てです。インターンシップに行っても正直なにか得られるか?と考えていました、ですが実際に行ってみて初日ですでに文化の大きな違いを感じ、仕事に行くようになってマナーや会社形態も全て違うことを学べました。インターンシップで留学にも行きたいと再度思いました。
 短期でもいいのでこの地で次は語学力を伸ばしたいと感じ、今はそれも視野に入れながら生活しています。大変貴重な体験をさせていただいた、杏林大学、ISI、そして東和公寓の皆様にたくさんの感謝を贈りたいです。ありがとうございました、また機会がありましたら、是非、東和公寓さんでお仕事させていただきたいと思います。

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