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中国語圏留学から帰国した学生の体験記を紹介します


2017年 南台科技大学から帰国した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2017.2~2017.8
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外国語学部中国語学科 石部 菜那

 突然ですが、みなさんは台湾という場所を知っていますか?
テレビや旅行の企画で「日本から近い」「女子旅に最適」「親日的な人が多い」などと、台湾について紹介されているのをよく耳にすると思います。実のところ私も、初めて台湾を訪れるまでは、はっきりとは知りませんでした。
初めての訪台は1年生の夏休み中に実施された台湾研修でした。その研修は、首都の台北ではなく、台湾の南部を中心に行われました。首都の台北に比べると、南部の地域はとても田舎です。しかし、この研修が私にとっては台湾留学を決める大きなきっかけになりました。元々、この学科に入った時点で、中国語圏への留学は考えていましたが、大陸の中国への留学は不安要素が多く、自ら「ここに留学したい!」と強く思えませんでした。ですが、この研修で少しながらも台湾という中国語圏の雰囲気を掴め、親日的ということもあり快適に過ごせ、また、南部の田舎の風景が自分の地元(長野県です。)ととても似ているところが多いと感じ、自分が海外に留学するにあたって、ここは自分に向いている土地ではないかと思えたため、台湾への留学を決めました。
 日本から台湾へは、飛行機に乗って約3時間半で行くことができます。しかし、留学初日は本当に大変でした。予定では、昼頃に日本を出発して夕方6時には現地の大学に到着するはずだったところを、悪天候により飛行機が飛べず、飛行機の中で約4時間待たされ、その日のうちに離陸しましたが、台湾への到着は夜7時を回っていました。やっと空港を出られたときには8時近く、1人で大学まで行かなければならなかったため、自分の留学やそれ以上に自分の人生が終わってしまうのではないかと、不安と絶望に押し潰されそうでした。なんとか大学の寮に着き、運良く日本語を話せる学生が助けてくれて、自分の部屋に入ることができ、初日は終わりました。初日こそ大変ではありましたが、翌日から最終日までの約4ヶ月は毎日が楽しく忙しく過ぎていき、本当にあっという間でした。授業はペアやグループワークが多く、話すことと聞くことが中心で進められ、同じく中国語を学びに来ている外国人のクラスメイトともすぐに仲良くなり、一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに出掛けたりしました。毎日の授業の他に、留学生各国の家庭料理を紹介し合うお祭りやすべて中国語で行う自作劇の発表会など交流の場がたくさんあり、クラスメイトはもちろん、他の学生とも仲良くなることができました。また、現地の大学の方針で、各留学生に1人ずつ台湾人学生のバディが紹介されていたため、その人を通じて、語学の上達を助けてもらったり、現地の文化を教えてもらったり、さらに、他の台湾人学生とも知り合えたりと、自分1人ではなかなかできないようなことも助けてもらい、彼女には感謝の気持ちでいっぱいです。
 嫌な気持ちからスタートした私の留学ですが、帰国が近づくにつれて「帰りたくない」と何度も思えるほど、台湾や周りの環境を好きになり、充実した留学生活を送れたのも、自ら「ここに留学したい」と思えた場所だったからだと思います。


2017年 広東外語外貿大学から帰国した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2016.8~2017.6
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外国語学部中国語学科 國定 啓太

 1年間の広州留学が終わってしまいました。この1年間はとても早かったように思えます。
 今回の広州留学が初めての中国大陸で、初めての長期の海外生活でした。広州の空港に着いた瞬間窓を見ると空気の汚さで遠くが見えなかったのが今でも覚えています。真夏の広州だったため空港のターミナルを出た瞬間熱風を感じました。空港からタクシーに乗り学校に向かいました。タクシーを降り学校までの道を歩いて感じたことは「ここで1年間も生活できない」と思いました。想像していた環境とかけ離れていたからです。中国の生活や環境に慣れるのは1ヶ月ほどかかりました。
 しかし、時間が経つにつれ中国の生活が染み込んでいきました。中国に行ったころは現地の人の中国語が聞きとれずに苦戦しました。会話が速いだけではなく南部の訛りがあり発音が聞き取れなかったです。初めの頃は授業も半分聞きとるのがやっとで周りの雰囲気を見ながら今やっていることを理解している状況でしたが、半年が過ぎたのを境に中国語力が伸びたのが分かりました。半年を過ぎると授業もある程度聞き取れるようになり、周りの雰囲気を見なくても内容や状況を理解出来るようになりました。
 しかし、帰国をすると中国語を使う機会がとても減ってしまうと思います。それなので留学生の友達を作って中国語で会話する環境が欲しいです。また、留学前より中国語力は伸びたと実感していますが、他の人に「あなたは中国語を話せますか?」と聞かれたらまだ自信を持って答えられません。自分の中国語力は「日常会話」程度なのかもしれません。それでは悔しいですし、もっと流暢に会話が出来、中国語話者と交流したいのでこれからも努力して勉強したいと思います。
 日本に帰国して1番に感じることは中国が恋しいです。中国に行った頃は「こんなところに1年間も暮らせない」などと思っていて、「早く日本に帰りたい」とも思っていました。しかし、長く生活をしていると環境にも慣れ、友達も出来ます。初めの頃はお店に行っても店員の対応が適当、友達と約束しても時間通りに来ない、公共の場でも話し声がうるさいなど1つ1つのことに関して腹が立っていました。しかし長く生活をしていると「ここは日本じゃないから仕方ない」「日本が色々考えすぎなのではないか」というような考えになり中国の文化に染まっていきました。今考えると日本とは違う文化の中で普通に生活をしていて楽しかったと思います。中国で出来た様々な国の友達とも別れるのが辛かったです。言葉では「またいつか会おう」と言いますが、実際心の中では「お互い離れてしまってもう会うことは無いのではないか」という気持ちもありました。しかし、留学で出来た友達は私の財産です。
 1年間も留学に行くと様々なことがありましたが、振り返ってみると私の広州留学はとても素晴らしいものになったのではないかと思います。


2017年 国立政治大学から帰国した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2016.8~2017.8
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外国語学部中国語学科 松本 友里

 私は台湾の国立政治大学で1年間交換留学生として中国語を学びにいってきました。台湾は日本の九州と同じくらいの大きさと言われています。季節は日本と比べればとても暖かいですが、夏と冬しかないと感じました。特に台北の夏は蒸し暑く冬は雨の日が多く湿気が多いです。政治大は市内にも関わらず山に囲まれていて自然豊かです。キャンパスがとても大きく寮もキャンパス内に入っていたので学内バスがありました。私はいつも正門につくと国際ビル(中国語語学センター)まで学内バスを利用していました。
 登校初日はレベルチェックテストが行われ、自分のレベルにあったクラスと授業の時間帯が決まります。授業初日から一週間以内であればクラス変更が可能でした。中国語言語センターに通う外国人学生は本科生と学期が異なり、中国語言語センターは1学期が3か月だけでした。授業は月曜から金曜まで1日3時間で午前クラスと午後クラスに分かれており1クラスだいたい6~9人と少人数で発言の機会が多く、先生と多国籍の学生と距離を簡単に縮めることができます。テストは毎週、リスニングテスト、漢字の読み書きテスト、テキスト各課のまとめテストがあり中間テストと期末テストが行われます。レベルが高いクラスは先生によっては毎週パワーポイントでプレゼンを作りクラスメイトの前で発表し評価されることもありました。
成績優秀者には学校から10人だけ奨学金が寄付されます。日本人と韓国人は各3人と決められていましたが、私はそれに挑戦し台湾元2万元もらえることができました。私はこの奨学金を使いTOCFLという資格受けました。TOCFLとは台湾が主催している中国語試験で主に台湾で受けることができます。しかし知名度は中検やHSKより低くまた、残念ながら中国では受けられません。だから私はこの留学中HSKの代わりにTOCFLに挑戦しました。
 留学前は杏林大学で簡体字を学んでいましたが政治大にきて約2週間で繁体字に慣れました。今は簡体字があまり書けませんが読むことはできます。中国語言語センターに通う外国人学生はただ毎日授業に参加するだけでなく言語交換をしたりサークルにも参加することができ現地の学生と交流を深めることができます。私は旅行サークルに参加しメンバーと登山へ行ったり夜市へ行ったりたくさんの台湾人学生と交流を深めることができました。
 台湾は親日な国なので日本のお店がとても多く、日本にいるのとさほど変わらない環境で中国語を学ぶことができます。日本と比べて食べ物や交通費が安く住みやすい国だと感じました。私はこの国が大好きになり台湾で送った留学生活は一生忘れない貴重な1年であったと思います。  

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