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チチェスターカレッジ留学から帰国した学生の留学体験記を紹介します

2019年度 チチェスターカレッジに留学した学生の体験記を紹介します。

渡航期間:2019.9.1~2019.12.22
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外国語学部 観光交流文化学科 遠藤力

 私はチチェスターカレッジに4カ月間の留学をした。日本から飛行機で12時間かかる程、距離が離れているイギリスでの留学に、最初はとても不安を感じていた。主にホームステイ先のホストファミリーとコミュニケーションをとれるか、カレッジでの授業について行けるかという点が不安だった。
 最初の数週間は、困難の連続だった。ホストファミリーは、会話のスピードがとても早く、加えてホストファミリーから私に話しかけるということは、ほとんどなかったので苦労した。家庭内でのルールを完璧に理解することができず、ファミリーに迷惑をかけてしまうこともあった。それでも、積極的に質問をしたり、自分でできることは調べることで解決していった。
 カレッジでは、私は初めの学力確認テストで自分の実力を完全に発揮できず、低いレベルのクラスに振り分けられた。私は自分の英語に自信が無かったので、基礎から学ぼうと考え授業に臨んだが、意外にも授業が簡単に感じられたので、クラスの変更をするべきかを悩んだ。上のレベルのクラスの授業内容についていけるかが、とても不安だった。しかし、積極的に行動しなければ英語を身につけることはできないと考え、クラスを変更した。そのおかげで、新しい友達も増え、授業も難しくなったが、新しい知識を得ることができた。
 私が留学していた時期は、日本人の数が比較的多かった。クラスの半分以上が日本人というクラスもあった。私は外国人と話す機会が、想像していたよりも少ないことに焦りを感じていた。悩んでいたときに、カレッジの掲示板に「日本語を勉強しているので、言語交換会をしましょう」という張り紙を見つけた。私は行動しなければ何も変わらないと考え、言語交換会に参加した。主催者はチチェスター在住の男性だった。彼の日本語は、外国人の中では流暢に話せる程のレベルだった。日本語の時間と、英語の時間に分けて会話をするので、リラックスして勉強することができた。私は彼との出会いが、英語力の向上に大きく関係していると考える。
 留学中は、たくさんの困難に直面する。その度に挫折したり、悩んでしまう。しかし、諦めずに積極的に行動することで、困難を乗り越えられることを学んだ。今回の留学で、英語だけでは無く、精神面での成長をすることができたと実感している。



渡航期間:2019.9.1~2019.12.22
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外国語学部英語学科 草野有咲

 私は2年後期にイギリスのチェスターカレッジに3ヶ月半留学しました。
留学をした理由は将来英語教師になりたいからで、イギリスに留学を決めたのは金銭面において選択肢がなかったからです。この3ヶ月半は私の20年間の人生の中で最も速く過ぎ去りました。なにをしていても学習に繋がったこの留学期間は本当にかけがえのない貴重な体験でした。
 私は英語学習を目的に留学をしましたが、出来ることなら英語学習にそこまで興味がない人にもぜひ経験してほしいと思います。この留学を通して色々な国と多くの事柄について比較・学習でき、それにより日本を外から客観的に見ることができましたが、これは想像していた以上に興味深く面白いことでした。これにより、価値観が多様になったり、視野が広くなったりするので留学は学生のうちに経験して損はないと思います。
 多くの収穫とともに多くの後悔も残った留学となってしまいましたが、これから留学をする皆さんには強い意志とともに素敵な時間を過ごしてほしいと思います。



渡航期間:2019.9.1~2019.12.22
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外国語学部英語学科 上野凌太郎

 私は9月から12月までの約3か月間、イギリスのチチェスターカレッジへ留学をしました。私の語学力は文章を作ることに関しては留学前から得意でしたが留学の際、絶対必要なスピーキングとリスニングが出来ていませんでした。でも、留学に行ってから学べるからいいだろうと考えていたので勉強はしていきませんでした。案の定、留学先のクラスでは一番下からのスタートでした。でも、クラスが一番下ということもあり人数も少なく分からないことはすぐに先生に聞けるとてもいい環境でした。日本で授業を受けるときは絶対に発言をしないけれど、留学に行ったときは積極的に発言を行い、間違っていたら正しく直してもらうの、繰り返しでした。せっかく留学に来たので恥ずかしがっている場合ではないと思っていました。クラスは日本人が多かったですが、さまざまな国の留学生も来ていたので授業を通して、休み時間は積極的に会話をして仲良くしていました。
 約3か月間ホストファザーと私の2人での生活を送りました。ホストファザーの英語は発音の訛りが強く、初めの頃はホストファザーとの会話に苦労しました。ですが、日が経つに連れてよく聞き取れるようになり、会話の苦労がなくなりました。いつもホストファザーは気にかけてくれていて、あいまいな英語を一生懸命聞いてくれとても感謝していました。この留学で時々、外国人の人に不満を持つときもあったが文化の違いだと理解をして受け止める気持ちを持っていました。
翻訳機が発達している時代に留学をする意味が分からなかったが、留学に行ってみて英語も含む日本では体験できない文化や観光、食べ物など自分自身が体験してみなければいけないことがたくさんあると思いました。今までの人生で英語だけを勉強してきた時期がありませんでした。
 この留学で自分自身の成長、新しい発見がたくさんできました。この留学が今後の生活、就活において役に立てば成功だと言えるし、活かしていけるように努力したいと思います。