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【トピックス】 被災地の少年野球チーム関係者が硬式野球部に寄付のお礼

左から野球部顧問の内藤教授、「おおつち野球スポーツ少年団」OBの髙田成見さん、後藤達也主将、同少年団OBの田中宏典さん、山崎剛史助監督。

右は「おおつち野球スポーツ少年団」の子どもたちが硬式野球部員に宛てた寄せ書き。



杏林大学硬式野球部は、部員たちから募った寄付で被災地の少年野球チームに野球バッグを贈りました。
これに対する感謝の意を伝えるため、11月17日 同チームの関係者が八王子キャンパスを訪れました。

3.11の津波は白球を追いかける子どもたちからも多くのものを奪ってしまいました。
4月に「おおつち野球スポーツ少年団」の様子を友人から聞いた山崎剛史助監督が荻本有一監督に相談して支援が決まり、野球部員たちも寄付を出し合い、少年たちにチーム名と背番号入りの野球バッグを贈りました。

この日キャンパスを訪れたのは、「おおつち野球スポーツ少年団」のOB、田中宏典さんと髙田成見さんです。
学生ホール・ラウンジ緑で、田中さんと髙田さんは硬式野球部顧問の内藤高雄 総合政策学部教授、山崎助監督、後藤達也主将、大久保孝則主務に、少年団の小國峰男監督からのお礼状、子どもたちの寄せ書きや部員たちが贈った野球バッグを手にした写真などを手渡しました。

お二人から津波が襲ってきた様子や、一変してしまった町の姿などを伺いましたが、本学関係者はそれには返す言葉もないほどの衝撃を受けた様子でした。そのような中、練習場所や野球用品などの確保に大変苦労しながらも、元気にプレーできるようになった子どもたちの様子をうれしそうに語られる様子は印象的でした。

被災地には多くの少年野球チームがあり、各地からいろいろな形の善意が寄せられているということです。
田中さんと髙田さんからは「これまで面識のなかった杏林大学硬式野球部の皆さんから、このような支援をいただき大変感謝しています。そして野球のもつ絆を実感しました。子供たちには皆さんからいただいた支援をこれからも忘れずにいてほしいと思います。本当にありがとうございました」と話されました。

杏林大学硬式野球部は、被災地の子どもたちをこれからも励まし、見守りたいとして、引き続きできる範囲での支援をしていくとのことです。




2011.11.17