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南スーダンで人道支援活動をする卒業生の景山さん
在学生に向け講演

●講演する景山さん。次の勤務地はタジキスタンだそうです

●講演する景山さん。次の勤務地はタジキスタンだそうです

●メモを取りながら講演に聞き入る学生たち

●メモを取りながら講演に聞き入る学生たち

外国語学部を2007年に卒業し、現在南スーダンで人道支援活動を行っている景山健さんが4月23日(火)、八王子キャンパスで在学生に向けて講演を行いました。
講演は、景山さんを指導した渡辺光恵教授(専門:アメリカ文化)の異文化理解をテーマにした授業の中で行われ、2〜4年生の履修者30人が受講しました。

在学中に難民問題をテーマにした渡辺教授の授業をきっかけに、海外での支援活動に関心をもった景山さんは卒業後、米国のモントレー国際大学院大学で国際経営学修士号(MBA)を取得し、IT関連企業で実務を経験したのち、2011年より現職のNPO法人に所属して、活動を行っています。
講演で景山さんは、南スーダンの歴史や社会状況、現地の人々の生活や支援活動の様子をスライドや写真を交えて紹介しました。

講演後学生から寄せられた、「海外で人道支援活動をしようと思ったきっかけは何か」「危険をおかしてまで南スーダンで活動を行おうとする原動力は何か」「大学時代、夢にむかってどのようにモチベーションを保っていたのか」などの質問に景山さんは丁寧に答えていました。
南スーダンや海外での人道支援活動について、新聞やインターネットでしか知る機会のない学生たちには、歴史や文化、宗教の違いを体験しながら、使命感をもって、たくましく活動する先輩の姿はまぶしく感じられたようです。

景山さんからは学生に「とにかく自分で調べ、動くことが大事。これから皆さんには、金銭面の自立とともに、精神的な自立が必要になってきます。自立する気持ちは、どこでも生きていける自信にもなるのです」とエールが送られました。


2013.4.24