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保健学部「Teacher of the Year 2012」の表彰式を行いました

前列右から森田千晶教授、榎本雪絵准教授、細田香織助教

前列右から森田千晶教授、榎本雪絵准教授、細田香織助教

保健学部の「Teacher of the Year 2012」に、作業療法学科 森田千晶教授、理学療法学科 榎本雪絵准教授、健康福祉学科 熊井利廣准教授、臨床検査技術学科 細田香織助教の4人が選ばれ、6月19日(水)に表彰式が行われました。

Teacher of the Yearは毎年行われているもので、今回は2012年度に実施した「学生による授業評価」をもとに、前期の高得点者2名、後期の高得点者2名のあわせて4名が選ばれました。
受賞した教員の感想を紹介します。

【受賞にあたり】

作業療法学科 森田千晶
Teacher of the Yearをいただき心から光栄に思います。この賞が学生からの評価の結果ということは本当にうれしい限りです。障害のある方々の生活、人生の質の向上を目指すのが作業療法士です。そのための手段は様々で、多岐にわたります。4年間で学生たちに少しでも多くのことを伝えたい、理解してもらいたいと考えて授業を組み立てています。作業療法学科1期生も3年生になり作業療法の専門知識、技術を修得する時期になりました。私が担当している科目は身体障害領域の作業療法と福祉機器、義肢装具です。より臨床に即した内容ですので、興味を持って学べる講義が提供できるよう努力したいと思います。

理学療法学科 榎本雪絵
前年度に引き続き、栄誉ある賞Teacher of the Yearをいただき、大変光栄に思っています。これからも学生の意見に耳を傾けながら、より分かりやすく、興味の持てる講義になるようにさらに努力していきたいと思っています。

健康福祉学科 熊井利廣
光栄です。少子化危機、若者の雇用問題、子どもの貧困、児童虐待など社会の状況を実感をもって理解すること。それがひいては、保健、医療、教育、福祉の連携に役立つ。今回の受賞は、そうした私の思いが、看護職、理学療法士、養護教諭、社会福祉士などを目指す多くの学生に理解された結果だと思います。授業では、福祉や教育の第一線で活躍している方にも応援していただいています。ですから受賞は、現場での実践を熱く語ってくれた方々のおかげです。
地方公務員から転じて10年。試行錯誤の連続でした。しかし、毎回の授業で課す「授業内レポート」からは、多くの学生が最後には明らかに成長していくことが把握でき、読むのがとても楽しみになりました。
来年の3月に定年を迎えますが、社会福祉を学んでよかったと思えるよう、最後まで努力したいと思います。                     

臨床検査技術学科 細田香織
この度は大変栄誉ある賞をいただき、身に余る光栄に存じます。
「薬理学」の講義では、冒頭に単元ごとの概要と達成目標を明示し、また、ドラッグストアなどで購入できる身近な薬を例に挙げるなど、学生が興味をもって受講できるように心掛けました。今後も学生の感想・質問・意見の中からヒントを見つけつつ、さらに充実した講義となるよう改善していくつもりです。
Teacher of the Yearの名に恥じぬよう、努力を重ねてまいります。



FD委員会教員自己評価委員会


2013.7.5