9月3日から10日にかけて、南台科技大学で大学院生を対象とした集中講義を担当しました。
講義内容は、「海外から見た台湾現代文学・映画」でした。
一日、3時間、計18時間の講義を通じて、1980年代に台湾・中国の映画が政治的緊張関係のなかで「火花を散らしていた」現象を明らかにし、当時の台湾「反共教育」映画を鑑賞しました。
のちのアンケートによると15名の受講生からは、生まれる前の複雑な国際環境におかれた台湾の姿を知る機会になったという声が聞かれました。
本講義を担当していた同じ時間帯に、同じキャンパス内で杏林大学外国語学部の12名(1年生11名・2年生1名)が中国語研修を行っていました。
8月29日から9月12日までの研修で学生たちは、中華文化に触れ、強烈な刺激を受けているようでした。宿泊先のホテルから電車で通学する体験を含め、古都台南を満喫する日々をつづった学生たちの「台南便り」もご覧ください。