杏林医学会学生リサーチ賞・トラベルアワードは本学での将来の研究の担い手となることが期待される学生の研究活動を奨励するために設けられました。
卒業式が行われた平成28年3月15日(火)に、兼松健也さん(保健学部臨床検査技術学科4年)、秋山慶伍さん(保健学部臨床工学科4年)の2名に対して第5回学生リサーチ賞が、塩川亮太さん(保健学部臨床検査技術学科4年)に対して第5回トラベルアワードが授与され、同日それぞれに賞状が贈られました。また、別日に穐山朋実さん(保健学部健康福祉学科4年)に対して第5回学生リサーチ賞が授与され、賞状が贈られました。
学生リサーチ賞を受賞した各研究テーマは、兼松さんが「サルモネラ共感染によるマラリア原虫感染防御免疫への影響」、秋山さんは「透析量(Kt/V)とそれを規定する種々のパラメーターについて」、穐山さんは「認知症高齢者と穏やかに関わる上での『演技』することの必要性」で、各学科の卒業研究発表会で最も優れた研究発表としてそれぞれ選出され、価値ある研究として高く評価されました。
また、トラベルアワードを受賞した塩川さんは、第40回日本マススペクトル学会年会(平成27年9月17~18日)にて、「LC-MS/MS法によるヒト尿中におけるバニリルマンデル酸、ホモバニリン酸、メタネフリン、ノルメタネフリンおよびクレアチニンの同時定量法の検討」の発表を行い、学科の卒業研究発表会でも研究内容などが高く評価されました。
受賞された方々には、この受賞を機にますます活躍されることを期待しています。