「馬田啓一賞」は、国際経済の専門家で24年間、総合政策学部の教授や客員教授を務め今春退任された馬田啓一名誉教授から、学生の勉学の奨励や学部の発展に活かしてほしいとの寄付の申し出を受けて総合政策学部が設けました。
この賞は総合政策学部に在籍する学生と国内外の高校生を対象とした2部門からなり、第1回の今年度は、学部生の部は、ロバート・C・アレンの著書『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』を、高校生の部は『大学で学ぶ“学問”に期待することは?』をテーマに書評・エッセイを募集しました。
応募された作品について審査した結果、以下のとおり受賞者が決まりました。
[総合政策学部生の部]
◎最優秀賞(賞金10万円)企業経営学科 2年 竹内 雅俊さん
〇優秀賞 (賞金5万円) 総合政策学科 3年 郭 文凱さん
企業経営学科 1年 嶋津 光さん
[高校生の部]
〇優秀賞 (賞金5万円) 関東国際高等学校 2年 上杉奈都子さん
馬田啓一賞の授賞式は12月21日(水)、井の頭キャンパスC棟で開かれ、はじめに選考委員長の大川昌利総合政策学部長から受賞者に賞状と副賞が贈られました。
この後、受賞者を代表して学部生の部最優秀賞の竹内雅俊さんが、「試行錯誤を重ねて書評を書く経験は、良い機会になりました。自分の努力した成果が、このような形で評価されたことを大変嬉しく思います」と喜びの言葉を述べました。
最後に、馬田名誉教授から「受賞をきっかけに、さらなる成長を期待します」と激励の言葉が贈られ、授賞式を終えました。