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留学を支援- 平成29年度熊谷奨学生が決定

 熊谷奨学金は、外国語学部熊谷文枝名誉教授の寄付を原資に平成20年に設立され、留学を希望する学生を対象とした外国語学部独自の給付型奨学金です。
 今年度は、厳正な書類と面接審査を経て、英語学科1年の村上文乃さんと同じく英語学科1年の野口幸輝さんの2名が選ばれ、授与式が12月27日(水)、井の頭キャンパスC棟5階の大会議室で実施されました。
 当該奨学金の選考委員長である坂本ロビン学部長から奨学生に採用決定通知書が手渡され、学部長、ポール・スノードン副学長、そして選考委員を代表し稲垣大輔教務部長から激励の言葉が贈られました。
 坂本学部長は、「熊谷先生は、私の尊敬する女性研究者の一人です。昔、現在では考えられないほど留学が難しい環境の中一人で渡米し、研究をしました。どれだけ大変なことだったか、想像もつきません。異国で自身の道を見つけることは、とても大変なことです。しかし、大変な中でも、いいことも必ずあります。お二人はきっと、自分の道を見つけ、留学を自分のものにすると信じています。また是非、その経験を後輩のために活かして欲しい」と激励の言葉を贈りました。
 今年8月から約1年間、オーストラリア・サンシャインコースト大学に留学する村上さんは、「奨学生に選出くださり、ありがとうございます。このチャンスをしっかりと自分のものに出来るよう、留学中は自分が出来ることは全てやりきり、成長して帰国したいです」と熱い思いを述べました。
 また、9月から約1年間オーストラリア・ディーキン大学に留学する野口さんは、「留学中は、自分の夢に少しでも近づけられるように、英語だけでなく現地での生活の違い、文化を学んで帰国したいです。また、自分がそうしてもらったように、帰国後は後輩に留学のすばらしさを伝え、様々な言語が飛び交う環境をつくり出したいです」と決意を語りました。

 熊谷奨学金は今回で9回目となり、熊谷名誉教授の想いは着実に継承されています。

2018.01.13
外国語学部熊谷奨学生選考委員会
事務局 学生支援課