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日英同時通訳の第一人者小松達也先生が特別講義

1月17日(金)日英の会議通訳・同時通訳の草分けである小松達也先生をお招きし、「通訳とは何か」をテーマに特別講義が行われました。この度の講義は本学塚本慶一教授の働きかけにより実現したもので、国際協力研究科日中通訳翻訳研究コースの大学院生を中心に受講しました。

小松先生より通訳の歴史や理論などを紹介いただくと同時に、通訳者としての心得から技法の訓練方法にいたるまで、実体験もご紹介頂きながら、時にはユーモアも交えお話し下さいました。
通訳者にとって特に重要なことは、語学力だけでなく「話し手の言ったことを正しく理解し、分かりやすく伝えるべきである。良い通訳とはこの一言に尽きる。」とのお言葉が非常に印象的でした。
およそ2時間にわたる講義の中、小松先生は学生からの質問に丁寧にお答えいただき、学生が日々の訓練の中で感じる壁について、それを乗り越えるためのヒントを多く提示してくれました。受講した学生からは、「先生のお言葉一つ一つが心に染み、気持ちを新たにステップアップする決意ができた。」「個人的な学習経験上の悩みにも丁寧に答えて頂き、大変励みになった。」など、多くの感動の声が寄せられました。

講義の最後には、学生に対し、「失敗を恐れず、自分のスタイルを確立できるよう、前向きに頑張ってほしい」という応援のお言葉で講義を締めくくられ、会場からは大きな拍手が寄せられました。

小松達也先生プロフィール
1960年日本生産性本部駐米通訳員、65年まで米国国務省言語課勤務。わが国の日米通訳者の第一人者として、数々の国際会議で活躍。現在国際教養大学専門職大学院特任教授、(株)サイマル・インターナショナル顧問。
                                      (2014.1.21)

ユーモアも交えながらの講義

ユーモアも交えながらの講義

講義会場は満席

講義会場は満席

真剣に聴講する受講生

真剣に聴講する受講生