【英語学科】7名の学生が「東京オリンピック・パラリンピック2020」のボランティア人材育成に貢献

　東京都では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けたボランティア人材育成の一環として、中高生を対象に東京の観光スポット、外国人への接し方等を学ぶ「おもてなし親善大使」育成塾の塾生を昨年度から開講しています。

　昨年度の受講生を対象としたフォローアップセミナー（6月21日（日）実施）において、外国語学部英語学科の学生7名が英会話レッスンの教育補助スタッフ（ティーチング・アシスタント、TA）のボランティアを行いました。

　受講生約60名を7つのグループに分け、観光スポットへの道案内、鉄道の利用法の案内、写真撮影のお手伝いなど、具体的な場面を想定した実践的な英会話レッスンの中で、各グループのTAとして講師の指示に基づいて学びをサポートしていきました。

　外国語学部英語学科は、英語学習をはじめ、国際交流、ボランティア育成などにおいて、今後も積極的にボランティア活動を展開していきます。

■TAボランティア
4年：山崎翔平、峯岸睦実
3年：遠藤彰彦、栗原黎江、豊田雄汰、田代智彦、松島惇

■平成27（2015）年度の東京都 「おもてなし親善大使」募集情報
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/06/22p65200.htm

■参加者のコメント
今回のボランティア活動を通して私自身とても良い勉強になりました。普段あまり関わることのない中高生と接し、英語のアドバイスのし方など少々戸惑った部分もありましたが講師の先生のおかげもあり、とても楽しい時間を過ごすことができました！今回参加してくれた中高生の皆様には将来良い親善大使になることに期待しています！！（4年・山崎翔平）

正直、帰国子女の方も何人かいて、英語のレベルは非常に高かったです。その中でもっとも刺激を受けたのは、グループワークを通じて彼・彼女たちがいろいろな人と積極的にコミュニケーションを取っている姿でした。今回は教える立場で行きましたが、実際には逆に教えられることのほうが多かったと思います。これから2020年の東京オリンピック・パラリンピックというお祭りに向かって日本中が盛り上がっていくと思います。そこで「おもてなし親善大使」の皆さんが活躍する姿を見るのが楽しみです。（3年・遠藤彰彦）

グループワークの時に、アイディアが次々と溢れてくる積極的な受講生がとても多く、彼らの楽しみながらどんどん英語を吸収していく姿に私も刺激されました。今回学んだことをオリンピックなどの、おもてなしの機会で是非発揮してもらいたいなと思っています。（3年・栗原黎江）

今回「おもてなし親善大使」事業に参加させていただき、中学生、高校生をサポートでき私も多くのことを学ばせていただけました。また、こんなにも多くの学生がおもてなししたいと考えていてくれてることにとても喜び、誇りに思うことができました。ありがとうございました。（3年・田代智彦）

今回のボランティア活動で感じたことは、机に向かって英語を勉強するより友達と楽しみながら体を使って学んだほうが英語を話すときの恥ずかしさがないと思いました。（3年・豊田雄汰）

さまざまな英語活動を通して、高校生たちの言いたいことを英語で言えるようにサポートしたり、講師の先生の言ったことを彼らにわかりやすく説明したりなど、高校生と英語を使って活動することはとても新鮮でした。また、高校生の斬新なアイデアにはとても驚き、「自分も負けてられないな」と思うなど、たくさんのことを発見し、教わることも多かったです。以上のように、とても充実した時間を送ることが出来て、貴重な経験をすることが出来ました。（3年・松島惇）

■杏林大学外国語学部英語学科
2006年4月に開設された英語の専門教育を行う学科で、英米語学科、外国語学科を前身とする外国語学部でもっとも歴史のある学科のひとつ。英語ビジネスコミュニケーションコース、英語教育コースから構成され、約480名の学生たちが学んでいます。2011年からは留学を見据えた「インテンシブ・プログラム」をスタートし、上位20％の学生が2年次に留学するために充分な語学力を備えることを目的として、ネイティブ講師による少人数のクラスを展開しています。