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島村ゼミ 第13回「世界とアメリカ」セミナー(7大学合同ゼミ)へ参加

 2012年6月29日(金)から7月1日(日)まで、7大学合同ゼミの第13回「世界とアメリカ」セミナーに、島村ゼミナールの学生(基礎演習の2年生3名とゼミナールの3年生2名)が参加しました。全体のテーマは、「歴史的転換期の世界とアメリカ〜変容する世界にアメリカはどう対応するか」でした。13年目になる「インターカレッジ」の学生セミナーで、八王子学生セミナーハウスで開催されました。学生たちは、セクションごとに事前の準備会合に参加した上で、大学のゼミごとに報告内容をレジュメにまとめて、2泊3日の学生セミナーに参加しました。

 セミナーでは、約90名の学生たちが、4つのセクションに分かれて、朝から晩まで、議論を深めました。4つのセクションはそれぞれ、A「中国の膨張と苦悩:アメリカは世界にどう対応するか」(講師:滝田賢治・中央大学、高松基之・東洋英和女学院大学)、B「イスラーム世界の変容とダイナミズム」(講師:今井宏平・中央大学、島村直幸・杏林大学)、C「欧州連合(EU)、歴史的実験の行方」(講師:渡邊啓貴・東京外国語大学、山田敦・一橋大学)、D「パラダイム転換を突き付けられた日本」(講師:関場誓子・聖心女子大学、石川卓・防衛大学校)でした。

 初日の開会式後の基調講演では、山本吉宣先生(PHP総研研究顧問、東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授)が、「新興国の台頭、中国、そして日本」について講演されました。学生たちは、国際関係理論に基づいた内容の体系的な分析に、大いに刺激と感銘を受けた様子でした。その後、3日間、セクションごとに分かれて、議論を深めました。また、2日目に中間報告会、3日目に最終報告会が実施された。中間報告会と最終報告会では、セクションごとの報告の後に、学生の間で、活発な質疑応答が行われました。

 最後に、参加した学生のコメントを2つ紹介して、この記事を締めくくりたいと思います。
「この度のセミナーは真剣に取り組めば取り組むほどためになり、将来の自分の財産となるものでした。他大学の優秀な学生に揉まれ、優秀な先生方に師事していただける貴重な時間でした」。

「今回のセミナーは前回(昨年)の教訓を生かして包括的に広く内容を網羅することによって議論に積極的に参加できました。また、中間報告や最終報告では積極的に問題提起や質問をすることができ、自分でも満足のできる結果を残すことができました。今後も、今回の成功体験を生かしてより積極的に国際政治学への理解と学習を深めていきたいと思います」。

                 総合政策学部専任講師 島村 直幸


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