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【ご報告】コンケン研修 最終回

タイ国コンケン県にあるコンケン病院(Khon Kaen Regional Hospital)とコンケン大学薬学部の協力で、3月19日から23日まで、国際医療協力専攻の学生が、HIV感染者のケアや必須医薬品のマネージメントに関して研修する機会を得ました。以下では、参加した学生に研修の概要などを紹介してもらいました。

3月23日(最終日)

 今日は、コンケン病院のARVクリニックでボランティアとして他の患者の支援をしているサリットさんのお宅を訪問しました。サリットさんは、New Life ClubというHIV/AIDS患者支援団体のリーダーでもあります。お宅には、New Life Clubのメンバーも私たちを温かく迎えてくださいました。
 現在、New Life Clubに登録しているHIV/AIDS患者は約300人とのことでした。コンケン病院や地域のヘルスボランティアからの要請で、HIV/AIDS患者の家庭を訪問し、精神的な支援や必要な医療を受けられるようにするための支援を行っているそうです。支援活動を行うために、New Life Clubでは、花を栽培し、その花や花の飾りを売って活動資金を得ているそうです。また、バレンタインデーや世界エイズの日に、HIV感染予防に関する話をするために地域の学校の訪問もしているとのことでした。
 お話を伺い、HIVに対する偏見や誤解は未だに残っていることを感じました。今日お会いしたNew Life Clubのメンバーは、自分たちのことを家族のようなものと言っていましたが、HIVに感染するまではお互いに全く知らなかったとのことです。私たちには想像もつかない大変なことも多々あることと思いますが、HIVに感染したことで、新たな人生を楽しく歩み始めているといった、そんな感想を持ちました。
 お話を伺ったあと、New Life Clubが栽培している花畑に案内をしていただきました。そこにあるココナッツの木から実をとってきてくださり、ココナッツジュースをごちそうして下さいました。とても美味しくいただきました。
 
 コンケンでの5日間の研修はこれで終了です。短い期間でしたが、HIV/AIDS患者のケアに関することや薬剤の調達や管理について勉強することができましたと思います。このような貴重な機会を提供して下さったコンケン病院、コンケン大学薬学部、その他関係機関の皆様に深謝いたします。



                 国際協力研究科 教授 北島 勉

サリットさんのお宅で

サリットさんのお宅で

花飾り

花飾り

花畑でサリットさん夫妻と

花畑でサリットさん夫妻と

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