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本学大学院国際協力研究科出身の高橋 豊さん執筆の書籍が刊行


 本学大学院国際協力研究科・博士後期課程(開発問題)専攻に在籍していた高橋 豊さんが執筆した書籍『日本の近代化を支えた文化外交の軌跡-脱亜入欧からクール・ジャパンまで』が、福村出版より刊行されました。

 高橋さんは、総合商社に在職中、通信教育で博物館学芸員資格を取得し、さらには1993年に仲間たちと研究会を立ち上げました。これがきっかけとなり、日本美術史の研究を始め、48歳の時に本格的な研究者をめざすべく会社を早期退職、1999年4月に宇都宮大学大学院国際学研究科に入学し、美術や考古学の知識を活かして文化協力をテーマに2001年3月、修士論文を完成させました。そして、さらに幅広い見地から研究を行うべく、2002年4月に杏林大学大学院国際協力研究科博士後期課程に入学、研鑽を重ねていきました。

 2015年が戦後70年の節目であることと、同時に日本の「近代化」の意義づけと新たな目標を掲げる年と高橋さんは考え、これを機に「文化外交」をテーマとした本書を出版するに至りました。

 高橋さんは、「職歴から話術には自信がありましたが、書くことは苦手でしたので、2013年に博士号をいただいた時には、指導教授の松田和晃先生の御指導の賜物との意を強くするとともに、感慨もひとしおでした。
 近代化と言うと小学校の教科書流に言えば、2014年に世界遺産に登録された富岡製糸に代表される殖産興業ですが、実際には、近代化の礎となった知的交流、すなわち文化外交の実践がその源といえます。

 日本は、明治維新で「脱亜入欧」政策をすることで、近代国家になりましたが大国化し、武断外交をして第二次世界大戦で大敗北しました。
 英知のある私たちの先輩は、原点に立ちかえり、ソフト・パワーに重点を置き、占領下の1951年にユネスコに加入して国際社会に復帰、経済復興し、いまや世界第三位の経済大国になりました。
 しかし、グローバリズムの進展と少子高齢化で、日本は、到達した経済大国を維持するのは困難な状況にあり、経済外交に代る新たな外交理念を打ち立てる必要があります。この本は、そのことを考える良いヒントになるのではないかと思います」と、話しています。

『日本の近代化を支えた文化外交の軌跡-

『日本の近代化を支えた文化外交の軌跡-脱亜入欧からクール・ジャパンまで』 ・ 高橋 豊 著
2015年12月5日発行 福村出版(株) 価格4,000円+税

2015.12.04

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