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平成24年度4月からの健康福祉学科および看護学科の再編成に関するお知らせ

 我が国では少子高齢化社会を迎えて、社会システムの変化や家族形態の変化に伴い、小学校・中学校・高等学校では不登校やいじめ問題があり、最近では児童生徒のうつ病や不安障害などを始めとする、軽度の児童精神障害圏に入るような場合もみられると新聞などでは報道されております。また、小学校において、発達障害圏の児童は1クラス1名位の割合でいると言われ、増加傾向にあるとも言われています。そのため教員を目指す学生、その中でも養護教諭を目指す学生は、それらの児童生徒に十分対応できる知識や技量を持つことが必要とされています。具体的には精神医学や心理学の基本的な知識を、講義・演習・実習を始めとする教育環境の下で得ることが必要となっています。
 保健学部において養護教諭一種免許状の取得は、健康福祉学科と看護学科で可能です。健康福祉学科におきましては、教職専門科目と教職に関する科目の履修および養護実習を修了することで養護教諭一種免許状の交付を受けることができ、また、保健科教諭の免許取得も可能です。看護学科におきましては、看護学を学ぶと共に、教職専門科目と教職に関する科目の履修と養護実習を修了することで、養護教諭一種免許状の交付を受けることができます。健康福祉学科においては養護教諭教育の伝統があり、学校内での問題点や養護教諭の実情を考慮したカリキュラムで養護教諭を養成しておりますが、医学・看護学の知識が看護学科に比べ不足していることは否めません。しかし「生徒の心身の健康を守る」という点からの教育が主体となって行われており、卒業生は高い評価を得ております。一方、看護学科では教育理念が「豊かな人間性を持ち、科学的な根拠を持つ高度な専門知識および技術に裏打ちされた、全人的ケアーを行うことのできる医療人の養成」であることから、養護教諭を考える場合、「児童生徒の怪我・疾病等の応急処置を行い、医療機関受診の必要性の有無を判断する」という業務は十分に対応ができますが、「児童生徒の心身の健康を守る」という、いわゆる健康教育に関しては、必ずしも十分とは言えない状況となっております。
 以上の点を考慮し、保健学部におきましては時代の要請に応えるため、健康福祉学科と看護学科の教育内容を次年度から次のように変更することに致しました。

 健康福祉学科(八王子キャンパス)におきましては、養護教諭+保健科教諭を目指し、今まで多少軽視されがちであった、医療的な判断を行うための基本的な医学・看護学の知識習得に力を入れることにし、そのため少人数教育にシフトすることにいたしました。具体的には定員を現在の40名から20名に削減し、学生一人一人にきめ細かな指導をするようにいたしました。

 看護学科におきましては、取得免許状の種類に応じて「看護師のみ」・「看護師+保健師」・「看護師+助産師」のいずれかを目指す看護学専攻(三鷹キャンパス 定員90名)と、「看護師+養護教諭」を目指す看護養護教育学専攻(八王子キャンパス 定員30名)の2専攻に分け、各々の専門家を目指す教育を行うことに致しました。特に看護養護教育学専攻におきましては、健康教育の充実をはかることに致しました。

 従いまして、次年度から養護教諭を目指す方は、健康福祉学科で「養護教諭+保健科教諭」を目指すか、看護学科看護養護教育学専攻で「看護師+養護教諭」を目指すかのいずれかになります。杏林大学ではどちらで学ぼうとも、学生・保護者の皆様方のご期待に十分お応えできるものと確信いたしております。
 来年4月に杏林大学のキャンパスで、お目にかかれることを楽しみにしております。


健康福祉学科

看護学科・看護学専攻

看護学科・看護養護教育学専攻

2011.07.29
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