八王子市立第三中学校の生徒が八王子キャンパスを見学

　11月7日（木）、八王子市立第三中学校の生徒6名が本学八王子キャンパスを訪問しました。これは総合学習の一環として、生徒にキャンパスライフを体験させることで進路選択の意欲を持たせるとともに、大学生との交流をとおして学ぶことの意義を考えさせることが目的とされています。
　9時30分頃到着した一行は、はじめに樋田八王子事務部長から、大学の概要と見学スケジュールについて説明を受けました。見学は体験授業から開始し、まず保健学部の授業を受講しました。理学療法学科では石井博之先生、看護学科では太田ひろみ、山内亮子両先生が中学生を対象にした特別授業を開講して下さいました。生徒の皆さんは、実際に車イスに乗ったり義足を触ってみたり、また体感できる人形モデルを前に積極的に心音を聞いたり、本当の赤ちゃんのように泣く人形を抱っこしたりとても楽しそうでした。その後、外国語学部の校舎に移動し、外国語学部井上俊治先生の「異文化コミュニケーション」を大学生と一緒に着席して聴講しました。
昼食は、学食（ガーデン丘）にて総合政策学部生4名と一緒にとりました。最初はお互い恥ずかしそうにしていましたが、次第に会話もはずみ、あっという間に時間も過ぎていきました。
　午後は、同席した学生の案内でE棟コンピューター室、図書館、キャリアサポートセンターなどを巡るキャンパスツアーに出発しました。なかでも図書館では、生徒達の身近にある有名なマンガが英語や中国語に翻訳されているものを見つけ、興味深げに長い時間見入っていました。
　最後に生徒の皆さんから頂いた質問に対して学生達が冗談を交えながらも真剣に答えるなど、短時間ではありましたが深い交流ができたようでした。「授業がおもしろかった」「学食がおいしかった」「大学生と過ごせて楽しかった」などの感想をいただき、約5時間の滞在ではありましたが、充実した時間を過ごせた様子でした。
　今回の見学の実施にあたり、ご協力いただきました関係学部の諸先生方ならびに関係各部署の方に紙面を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも、地域交流活動にご協力のほど、よろしくお願いいたします。