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香港APAIEシンポジウムの参加報告

香港で第8回APAIE(Asia-Pacific Association for International Education)が、2013年3月11日から14日まで開催されています。ホスト大学は、杏林大学とも協定がある香港中文大学です。
 空港からほど近いアジア・エキスポ。その広大な会場に杏林大学の坂本ロビン教授が前日3月10日、ワークショップに招かれ、日本と韓国の大学の現状についてパネリストとして発表・ディスカッションを行いました。アメリカの学会での発表が好評だったことから、大会関係者向けのシンポジウムに招待されたためです。
 シンポジウムの主催者はNPOのCollege Boardで、進行役はニューヨーク・タイムス香港支局のキース・ブラッシャーが務めました。シンポジウムのテーマは、"Ascending Together: What Western Education Can Learn From Asian Counterparts, and Vice-versa"。東洋と西洋の教育との接点を根本的に探ろうという興味深い発想からの構成です。6名のパネリストからは、インド、中国、日本、韓国、そして香港の現状が紹介され、それぞれの国の教育トレンドとこれから予想される問題、または課題について熱心な討議が行われました。
 これから大学を増やそうという計画があるインドや中国に対し、少子化問題をはじめとする「将来の問題」を抱える日本や韓国の現状を紹介した坂本教授は、会場に強い印象を与えました。そして、両国がアジアにおけるフォーランナーとして新しい課題を先取りしており、その課題に対して今までとはまったく違う切り口からのアプローチを模索している現状を浮き彫りにしました。香港からのパネリストも、大学をこれまでの3年制から4年制に移行する措置を取ることになっている現状を紹介し、早いペースで潮流が変化しているアジアの現状を印象付けました。シンポジウム終了後も、オーディエンスは坂本教授らパネリストを囲んで熱心に質問したり情報交換を続けていました。
 今回の第8回APAIE大会は、1,000人規模ということです。アジアのどの地域にも就業教育を大学教育の中でどう位置付けるのか、または留学生をどのような形でどこと交流させるのが効果的かといった共通した課題があり、大学の国際交流関連の仕事に携わる人々にとっては情報収集や新規開拓に乗り出すためもってこいの機会です。APAIEは次回は韓国のソウルで、次々回は中国の北京でそれぞれ開催されることが決定しており、グローバル人材育成事業に取り組む杏林大学にとっても目が離せない存在となりそうです。

外国語学部准教授 高木 眞佐子

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