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7月16日に第9回グローバルセミナー「CLIL研修報告会(FD)」を開催

 7月16日(水)第9回グローバルセミナーを開催し、教職員56名が参加しました。第9回目を迎える今回は、今年2月にクイーンズランド大学(オーストラリア)で行われたCLIL研修についての報告会で、全学FDの機会として、三鷹キャンパスにも同時中継されました。

 CLIL(Content & Language Integrated Learning)は外国語で専門科目を教える教授法の一種で、1994年に欧州で誕生しました。近年、急速にグローバル化が進み、日本においてもその可能性が注目される取組です。
 今回の研修は 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 の一環として実施され、本学からは、外国語学部 高木眞佐子教授、赤嶺恵理講師、総合政策学部 岡村裕准教授、久野新准教授、荒井将志講師が参加しました。

 今回のセミナーでは、研修の概要とともに、講義の実践方法およびレジュメに関する留意点、学習効果を高めるための秘訣、外国語学部および総合政策学部におけるCLIL発展の可能性などが報告されました。
 この報告を受け、坂本学部長は、「ラーニングピラミッド(平均的な学習記憶保持の割合)によると、「講義」が5%に対し、「(学生自身が)実際にやってみる」が75%、「他の人に教える」はそれぞれ90%に及ぶ。CLILに適する授業、適さない授業を見極める必要はあるが、この結果を見る限り、CLILの可能性を引き続き探ることが重要である」と見解を述べました。

 杏林大学では、今後も大学のグローバル化を推進し、教育支援力の充実に向けて、様々な取り組みをしていきます。

                                            2014.7.17 国際交流課