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9/6 第4回杏林大学グローバルシンポジウム開催報告

 9月6日(土)、三鷹キャンパス大学院講堂にて第4回グローバルシンポジウム「高大連携によるグローバル人材育成」が開催され、本学の学生・教職員、一般来場者など138人が参加しました。

 開会の挨拶では本学跡見学長より、この度文部科学省「大学教育再生加速プログラム テーマⅢ 高大接続」において、本学の「日英中トライリンガル育成のための高大接続」が採択された旨報告されました。これは外国語学部を中心として展開している グローバル人材育成支援 の取組みを高等学校へ積極的に開放し、大学と高等学校が連携・接続することにより、グローバル人材になる志を持った若者の育成を更に促進していく事業であると説明しました。また跡見学長は、昨年同じく採択された「地(知)の拠点整備事業」についても言及し、この3つの事業を柱として、本学の有する資源を有機的に活用し、地域に貢献していく所存であると述べました。

 第1部では、高等学校におけるグローバル教育について、聖徳学園中学・高等学校 山名和樹 国際交流センター長および順天中学校・高等学校 中原晴彦 国際部長から、各高等学校の取組みが紹介されました。
 第2部では、坂本ロビン外国語学部長が、本学におけるグローバル人材育成について講演を行いました。坂本学部長は、本学が積極的に導入しているアクティブラーニング方式に倣い、演台から降りて来場者とやりとりをしながら説明をすすめていきました。

 休憩をはさんで第3部は、「高大連携・接続によるグローバル人材育成の可能性」と題しパネルディスカッションが行われました。パネリストとして登壇された 聖徳学園中学・高等学校 伊藤正徳 学校長は、高等学校におけるグローバル教育の問題点として、日本の入試システムの壁(特に理系に進む生徒については、必ずしもグローバル教育が入試で評価されるわけではない)や、グローバル教育に対応できる教員の不足が挙げられるとし、その点では高大連携に大きな期待をしていると述べました。
 第1部に引き続き、パネルディスカッションに登壇した順天中学校・高等学校 中原国際部長は、会場からの「グローバル教育に背を向けている生徒に対し、やる気を持たせる仕掛けや工夫をしているか。また、それでもグローバル教育を拒否した場合はどのように対応するのか」との質問に、「グローバル社会というのはダイバーシティ(多様性)の社会であり、色々な考えを認めるのもグローバル社会である。日本では、皆と同じでなくてはいけないという考え方が強く、一斉圧力のように”グローバルにならなくてはならない”と追い立てられる。これでは拒否する生徒が出てくるのも当然である。自主性を尊重し、”好きなことをやりなさい”と後押しをすることが結局はグローバルな社会に繋がる」と述べました。
 最後に、坂本学部長は、日本はこれまで自国の文化を大切にしながら、様々な文化を取り入れ、それを基に独自の文化を創り出してきた、今後日本がどのようにグローバル化していくのか大変楽しみであると述べ、閉会となりました。

 参加者からは「グローバル人材を育成しようと試行錯誤している先生方の考えを聞ける貴重な機会となった」「大学だけでなく高等学校においても高度なグローバル教育を実施されていることに感銘を受けた」「”グローバル”の定義について考える良い機会になった」との声も多く、本事業のみならず、これから更に拡大していく高大連携事業においても大きな意義を持つシンポジウムとなりました。
                                            2014.09.09  国際交流課

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