2018年度秋から海外留学・海外研修に出発する学生を対象に、海外危機管理オリエンテーションが7月21日(土)に実施されました。
今回は、交換留学、中長期中学、私費留学、海外研修に参加する約100名の学生が参加しました。派遣先国は中国、韓国、タイ、マレーシア、ニュージランド、ベルギー、イギリス、オーストラリア、カナダ、アメリカです。
海外危機管理オリエンテーションは、学生が留学先において、安全に留学生活を送るためのセミナーです。まず、ポール・スノードン国際交流センター長が、ご自身が過去引率をされた経験を基に、注意点について説明しました。続いて海外留学生安全対策協議会の山岸 優氏をお迎えし、留学先で、窃盗やトラブルに巻き込まれた場合、震災やテロが発生した場合、夜間の帰宅など、様々な状況を想定したケースタディ形式の講義が行われました。
リスクマネージメント(事前の情報収集や対策)とクライシスマネージメント(危機発生時の対処法)についての説明もあり、外務省海外安全ホームページ等の紹介を交えながら事件やテロを回避する為、事前に情報収集をするよう学生に強く推奨しました。
海外に出るのが初めてという学生も多く、些細な行動が大事に至る危険性があることを学生一人一人が実感し、海外での自己管理の大切さを学ぶ機会となりました。
2018.7.25国際交流課